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大谷翔平が“前半戦リーグMVP” 米TV局が満票選出「最も価値ある選手。異論なし」

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は投手として4勝1敗、防御率3.49、打者としては打率.279、70打点、メジャートップの33本塁打で前半戦を終えた。米テレビ局では前半戦を総括し、二刀流のスーパースターを満票でのア・リーグMVPに選出している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

米放送局が前半戦のMVP選出、5人の識者全員が大谷に投票

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は投手として4勝1敗、防御率3.49、打者としては打率.279、70打点、メジャートップの33本塁打で前半戦を終えた。米テレビ局では前半戦を総括し、二刀流のスーパースターを満票でのア・リーグMVPに選出している。

 16日(日本時間17日)からのシーズン再開を前に、「2021年MLBミッドシーズンアワーズ CBSスポーツスタッフがMVP、サイ・ヤング賞、新人王を選出する」と特集しているのは米テレビ局「CBSスポーツ」だった。

 同局の野球担当記者、アナリストらが前半戦の活躍を振り返り、独自に受賞者を決定するもの。1位には3ポイント、2位には2ポイント、3位には1ポイントが入るシステムとなっている。

 ア・リーグMVPに選出されたのは球宴でも主役となった「Shohei Ohtani」だった。なんと識者全員が1位に投票。15ポイントの満票で文句なしのMVPとなった。打率、打点でリーグトップ、本塁打は2位と三冠王を狙えるブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)が識者の2位票を全て集め、10ポイントとなっていた。

 寸評では「妥当なまでの満票だ。オオタニは今季、MVPの価値という部分を再定義している。球界最高の打者の1人であり続けているオオタニは33本塁打でメジャーリーグを牽引している。そして、並外れた先発投手でもあり続けている。間違いなくチーム最高の先発投手だ」と賛辞を並べ、投打に渡って高いレベルで活躍する偉大さを改めて評価している。

 さらには「MVPは優勝候補から選ばれるべきと信じている人間に対するとして、マイク・トラウトを欠いたエンゼルスがポストシーズン争いに食らいついているという事実は、オオタニの二刀流の貢献がなければ実現しなかったことなのだ。彼はこのスポーツで最も価値のある選手だ。異論なし」と断言。トラウト不在のチームの中で奮闘する事実も高く評価していた。

(THE ANSWER編集部)


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