渋野日向子、110日ぶり国内復帰へ笑顔 2週間の隔離生活で「しっかり太った(笑)」
女子ゴルフの国内ツアー・GMO&サマンサカップは16日から3日間、茨城・イーグルポイントGC(6657ヤード、パー72)で行われる。15日はプロアマ戦が行われ、渋野日向子(サントリー)が最終調整。米ツアーの転戦から110日ぶりの国内ツアーへ意気込みを語った。
GMO&サマンサカップが16日開幕
女子ゴルフの国内ツアー・GMO&サマンサカップは16日から3日間、茨城・イーグルポイントGC(6657ヤード、パー72)で行われる。15日はプロアマ戦が行われ、渋野日向子(サントリー)が最終調整。米ツアーの転戦から110日ぶりの国内ツアーへ意気込みを語った。
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渋野は3月最終週のアクサレディス以来の国内ツアー。プロアマ戦を終え「かなり楽しめましたし、古閑美保さんと一緒だったので凄い楽しかったです」と笑顔を見せた。4月から6月末まで海外メジャー3つを含む7試合の米ツアーを転戦。ここまでを振り返った。
「久しぶりなので本当に楽しみ。2週間の隔離であまり練習をできていない。自分に期待せず気持ち的にも楽にできると思います。実家に2週間こもっていました。母の料理や岡山のシャインマスカットを食べて、しっかり太りました(笑)。本当にグータラしていました。とにかく予選通過したい気持ちもあるけど、米国でやってきたことをちょっとずつ試していきたいし、試合勘も取り戻していきたい」
3か月間の米ツアーの最高成績は31位。ANAインスピレーションと全米女子オープンのメジャー2大会は予選落ちだった。「結果は良いものではなかったけど、いろんな経験をできた。足りないものも凄く見つかったし、3か月前の日本にいた時と比べてショットの精度も上がっている。それを発揮できたらと思います」と自信。全米女子プロゴルフ選手権では、キャディーが新型コロナウイルスの陽性反応を示し、急遽現地のキャディーとラウンド。メンタル面でも成長を感じている。
「KPMG(全米女子プロゴルフ選手権)で最後に回れるか回れないかという状態で回り切れた。今思えばそこでメンタルが強くなったかなと思います。今までは失敗にイラっとすることもあったけど、それを許せる自分ができた。言い方が悪いかもしれませんが、全米女子オープンは自分のゴルフに対して諦めていた気持ちがあった。それがKPMGでは最後まで諦めなかった。前のいいところを思い出せたかもしれないし、新しい自分になれたのかなというのも感じました」
今大会は前回2019年大会で同じ1998年度生まれの小祝さくら(ニトリ)、今年5勝で東京五輪代表の稲見萌寧(都築電気)と同組。渋野は「もうお二人はかなり勝ちまくっている。二人のゴルフから吸収できるものは吸収して、負けないようにしたい」と笑顔。3月に出場した今年の国内ツアーは13位、57位、11位、15位。今大会は有観客となり「アメリカでも日本人の方が見に来てくださったり、海外の方も見てくださって心強かった。本当に楽しみですし、より緊張感を持ってできる。とりあえず3日間戦えればと思いますが、楽しめたらと思います」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)