「スマイルジャパン」が格上のスウェーデンに惜敗　五輪初勝利はならず

　平昌五輪のアイスホッケー女子予選が10日、行われた。注目の日本代表、世界ランク9位の“スマイルジャパン”は世界ランク5位のスウェーデンと対戦。1-2で敗れた。

　五輪には過去、1998年の長野と、2014年の前回大会ソチの2度出場し10戦全敗のスマイルジャパン。だが今回は前回の主力がほとんど残り、過去最強の呼び声が高かった。

　第1ピリオド（20分）の立ち上がりに1点を先制された。その後も、ピンチを迎えるがGK藤本那菜が好セーブを連発し追加点は許さない。追いつくことこそできなかったが、ほぼ互角の試合運びだった。

　第2ピリオドは一進一退の攻防から16分にFW浮田留衣が混戦から同点ゴールをあげた。

　そして勝負の第3ピリオド。立ち上がり1分で痛恨の失点。相手の退場もあり、猛攻に出たが最後までゴールを割ることができなかった。

　今大会は世界ランク上位4チームで構成されるA組と下位4チームによるB組による予選リーグが行われ、B組では上位2チームに入れば準々決勝進出が決まる。今後は12日に世界ランク6位のスイス。14日に世界ランク22位の韓国と25位の北朝鮮の合同チーム「コリア」と対戦する。残り試合で予選突破を目指すことになる。