「小さな尻と胸を揶揄された」 アスリート体形の偏見に悩まされた女子水泳選手が告白
「体に対する自信の影響でスポーツをやめる女性や少女を勇気づけたい」
こうした経験から2人はネガティブなコメントへの対処法と自分の体形を受け入れることを学んだという。
記事では、ショートマンが「大きなお尻や大きな胸がなくても、私たちはこのスポーツを愛しているからやっている」とラジオ番組で語ったコメントを紹介。「週に40時間トレーニングすれば、自然とそのような(細身の)体にはならないんです」と話し、ソープは「そのスポーツをやるためにスポーツをしているんです。ある特定の体形に見られるためではありません」と付け加えたという。
記事によると、2人は英国の下着ブランド「ブルーベラ」の水中写真アートのビューティーキャンペーンに参加。これについて、女性が年代を問わず自分自身の体を恥じてほしくないという理念を持って参加しているという。
「揶揄される経験を経て、私たちはより露出度の高い服を着て写真が撮れることに誇りを持っています」と語ったソープ。「身体イメージ(への懸念)は、十分に細身ではないと思っている人にだけでなく、アスリート体形や体の大きな人、小さな人にも当てはまるのです。私たちは現状を誇りに思いますし、自分たちの体に幸せで自信を持っています」と、すべての女性の体にまつわる偏見がなくなることを求めたという。
記事では「彼女たちは体に対する自信の影響でスポーツをやめる女性や少女たちを勇気づけたいのだ」と指摘。その上でソープは「オリンピックに行くのはとても嬉しいです。私たちの夢でした。そして私たちを止めるものは何もありません」と五輪出場を待ち望んでいることを明かしたという。
アスリート体形に対する偏見撲滅を訴えた2人。東京五輪は自分たちの体に誇りを持ち、輝きを放つ舞台になる。
(THE ANSWER編集部)