大谷翔平を“先人”も称賛 ルース以来の「通算10勝&70発」達成者「彼のことは必見」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、打者として32本塁打、投手として4勝を記録している。二刀流の躍動には、投手から野手に転向して通算13勝、76本塁打をマークしたリック・アンキール氏も注目。「彼がフィールドでできないことなんて何もないんだ」と称賛している。米メディア「TMZスポーツ」が報じている。
通算13勝、76本塁打のアンキール氏「彼にできないことはない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、打者として32本塁打、投手として4勝を記録している。二刀流の躍動には、投手から野手に転向して通算13勝、76本塁打をマークしたリック・アンキール氏も注目。「彼がフィールドでできないことなんて何もないんだ」と称賛している。米メディア「TMZスポーツ」が報じている。
打者として、松井秀喜氏の日本人最多記録を更新するシーズン32本塁打を前半戦だけでマークしている大谷。投手としても4勝を記録しており、投打にエンゼルスの大きな戦力となっている。
「TMZスポーツ」は、カージナルスなどで活躍したリック・アンキール氏が語った「ショウヘイ・オオタニは世界規模で野球を変えようとしている」という言葉を見出しにとって記事を掲載している。
アンキール氏は、2000年に投手として31試合に登板。11勝7敗、防御率3.50の成績を収めた。しかし、制球難に陥って04年の登板を最後に野手転向。08年には120試合の出場で打率.264、25本塁打、71打点を記録した。メジャーで投手として通算10勝、野手として通算70本塁打を記録したのは、あのベーブ・ルース以来だった。
大谷は現在MLBで投手として通算8勝、打者として79本塁打。「10勝&70本塁打」の記録では、アンキール氏が“先人”だ。同氏は「見てごらんよ。彼がフィールドでできないことなんて何もないんだよ」と大谷を称賛。「彼がやっていることは、間違いなくテレビで必見だ」とも語っている。
大谷は二刀流で史上初のオールスターに出場する。アンキール氏は「オールスターゲームで彼を初めて見て憧れを抱き、庭に行ってオオタニのように投げて、オオタニのように打つことを真似し、そうなりたいと思う子どもたちがたくさん出てくると思う」「これはとてもファンタスティックだ」と、次の世代への影響力にも期待していた。
(THE ANSWER編集部)