韓国も標的!? ショートトラック“スパイ合戦” 韓国紙「かつてのタブーが日常化」
平昌五輪は9日に開会式が行われる。先立って8日から競技がスタートした。開催国・韓国が最もメダル獲得に期待をかける種目はスケート、ショートトラックだ。米大手データ会社「グレースノート」の最新メダル予想でも6つの金メダルの中で4つがショートトラックとなっている。
中国、ハンガリーの関係者が韓国代表の練習を“スパイ”
平昌五輪は9日に開会式が行われる。先立って8日から競技がスタートした。開催国・韓国が最もメダル獲得に期待をかける種目はスケート、ショートトラックだ。米大手データ会社「グレースノート」の最新メダル予想でも6つの金メダルの中で4つがショートトラックとなっている。
ショートトラック大国である韓国。メダル争いの激しい“内幕”を、韓国紙「コリア・タイムズ」が特集。「スピードスケートのショートトラックで、ライバル国同士が“スパイ”」とセンセーショナルな見出しで報じている。
記事では「平昌冬季オリンピックのスピードスケートのショートトラックで争う予定の韓国、中国、ハンガリーや他の国々が他国の選手らを“スパイ”しあって情報を集め、勝利の可能性を上げようとしている」と伝えている。
韓国の練習風景を撮影するために、他国の“スパイ”が出現したことを紹介。同紙は「火曜(6日)、江陵市でトレーニングする韓国のショートトラック選手らを撮影する許可を受けた大量のテレビカメラに混じって、16ミリビデオカメラの一群があった。16ミリビデオカメラは中国とハンガリーの代表チーム職員のものだ」と伝えた。
「録画された映像は韓国のスケーターのパフォーマンスを分析し、強みと弱みを見つけるために使われる」。ハンガリーの職員が匿名で語ったという。
レース中の駆け引きが重要視されるショートトラック。韓国の選手の特徴を“盗み”、自国の強化につなげることに躍起になっているのだという。