冷めない「エリア51」の衝撃 イチロー、1年目の“もう一つのレーザービーム”に脚光
マーリンズからフリーエージェント(FA)となり、去就が注目されているイチロー外野手。メジャー18年目を前に偉大なキャリアがたびたび脚光を浴びているが、MLB公式Youtubeチャンネルは1年目に演じ、実況が「とんでもないショー」と大興奮となったスーパー送球を動画で紹介。デビュー直後に話題を呼んだそれとは違う“もう一つのレーザービーム”が再び、脚光を当てられている。
1年目のスーパー送球をMLB公式が公開…実況興奮「とんでもないショー」
マーリンズからフリーエージェント(FA)となり、去就が注目されているイチロー外野手。メジャー18年目を前に偉大なキャリアがたびたび脚光を浴びているが、MLB公式Youtubeチャンネルは1年目に演じ、実況が「とんでもないショー」と大興奮となったスーパー送球を動画で紹介。デビュー直後に話題を呼んだそれとは違う“もう一つのレーザービーム”が再び、脚光を当てられている。
どれを取っても一級品。今見ても興奮が甦ってくるイチローのスーパー送球が紹介されたのは、2001年9月8日のオリオールズ戦だった。
6-1とリードして迎えた5回2死二塁。右打者ヘアストンが右腕ピネイロの外角高め直球を放ち、ライト前に運んだ。これに反応したのが、背番号51だった。やや深めに守っていたイチローは俊足を生かして前進し、捕球すると勢いそのままに右腕を振り抜いた。放たれた矢のような送球は猛烈なスピードでホームへ。捕手の手前でワンバウンドし、見事なストライク送球だ。
一気に本塁を狙った二塁走者バティスタは懸命に疾走も、捕手のスムーズな捕球からタッチで「これしかない」という完璧なタイミングでアウトにしてみせた。これには日の丸も揺れる中、地元のファンも総立ちで熱狂。実況は「日本からやってきた男がとんでもないショーを演じました!」などと絶叫し、大興奮でまくしたてていた。