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大谷翔平に米政治記者も虜「自分の子どもがオオタニをアイドルにしても構わない」

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地のオリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で29号を放つと、続く4回の第3打席では2打席連発となる30号2ラン。9回の第5打席では四球で出塁し二盗。そして激走でサヨナラのホームを踏んだ。大谷劇場とでもいうべき躍動に、米の政治記者も「自分の子どもがオオタニをアイドルにしても構わない」と心奪われているようだ。

ウォルシュの右前打で生還したエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
ウォルシュの右前打で生還したエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

2発&サヨナラ激走、米政治記者「彼は常に一生懸命で…」

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地のオリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で29号を放つと、続く4回の第3打席では2打席連発となる30号2ラン。9回の第5打席では四球で出塁し二盗。そして激走でサヨナラのホームを踏んだ。大谷劇場とでもいうべき躍動に、米の政治記者も「自分の子どもがオオタニをアイドルとしても構わない」と心奪われているようだ。

 大谷劇場の開演は、4点を追う3回先頭での第2打席だった。左腕アキンのインハイ92マイル(約148キロ)を豪快に振り抜くと、打球はあっという間に右翼席中段へ。打った瞬間、確信したか、ゆっくりと歩きだした。右翼手もすぐに追うのを諦めた。打球速度104.5マイル(約168.2キロ)、飛距離416フィート(約126.8メートル)の豪快な29号弾だった。

 さらに大谷は1点差に迫った4回1死一塁の第3打席。右腕テイトの甘く入ってきた96マイル(約154キロ)を高々と逆方向へ打ち上げた。左翼席へ運ぶ、2打席連発の逆転30号2ラン。大谷はまたゆっくりと歩きだすと、ポンとバットを投げて悠々とダイヤモンドを1周した。

 締めくくりは9回。四球で出塁し二盗に成功。続くウォルシュの浅い右前打で間一髪生還し、サヨナラ勝ちを収めた。4打数2安打3打点3得点1四球1盗塁――。グラウンドを駆け巡った大谷の姿に虜になっているのは、米政治ニュースサイト「ポリティコ」のケビン・ヤマムラ記者だ。サヨナラのシーンの動画を引用する形で、自身のツイッターにこう記している。

「アスリートがロールモデルになるべきでないことは分かっているが、自分の子どもがオオタニを、憧れのアイドルとしても構わない。彼は常に一生懸命で、フィールド上のゴミを拾ったり、巧すぎることを相手に謝ったり、成功の理由はファンの存在だと試合後にエンゼルスファンへ向けて話したりする男だ」

 大谷のプレー内外での姿勢に感銘を受けているようだ。米野球記者には大谷フリークが続々と増えているが、全く異なる分野の記者の心も捉えているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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