大谷翔平、二盗&サヨナラ激走! 走力に米記者狼狽「あの浅い安打でどうやって…?」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地のオリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で2試合ぶりの29号本塁打を放つと、続く4回の第3打席では2打席連発となる30号を左翼席に放り込んだ。そして9回の第5打席では四球で出塁すると二盗に成功。続くウォルシュの浅い右前打で間一髪生還し、サヨナラ勝ちを収めた。地元メディアが大谷の激走シーンを動画で公開。快足ぶりが称賛を浴びている。
快足飛ばしてサヨナラの生還、米ファン「エリート級のスピード」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地のオリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で2試合ぶりの29号本塁打を放つと、続く4回の第3打席では2打席連発となる30号を左翼席に放り込んだ。そして9回の第5打席では四球で出塁すると二盗に成功。続くウォルシュの浅い右前打で間一髪生還し、サヨナラ勝ちを収めた。地元メディアが大谷の激走シーンを動画で公開。快足ぶりが称賛を浴びている。
大谷にできないことはないのだろうか。クライマックスは9回だ。1死から勝負を避けられるような形の四球で出塁。2死からウォルシュの打席の初球で盗塁を決めた。そしてウォルシュが右前に鋭い打球を飛ばす。やや前目に守っていたマッケンナが前進しながら捕球し、すかさずバックホーム。ワンバウンドでのストライク送球だったが、大谷の伸ばした長い右足がほんのわずかに先にホームに到達していた。
サヨナラだ。クロスプレーで転がった大谷は、大の字になったまま両こぶしを天に突き上げる渾身のガッツポーズ。そんな背番号17のもとに笑顔のチームメートが即座に駆け寄り、抱き起こした。そして大谷はマウンド付近にできた歓喜の輪に加わっていった。
サヨナラシーンを動画で公開しているのは米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッター。「ウォルシーのサヨナラ!」と題した動画には米ファンから「スタジアムの熱気が凄いね」「何てプレーだ!」「あのヒットで二塁から得点したショウヘイのエリート級のスピード」などと反響が寄せられている。
大谷の走塁にはツイッター上の米記者も称賛を送っている。AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は「ショウヘイはスーパーヒーローだ。あの短いシングルヒットでどうやって得点したんだ?」と驚けば、米メリーランド州地元紙「ボルチモア・サン」のオリオールズ番ジョン・メオリ氏も「もう午前1時15分だから誰もこのツイートを見てないだろうけど、ジャレッド・ウォルシュは109マイル(約175キロ)の打球を肩の強いライアン・マッケンナへ向かって打った。ボールが捕球されたときショウヘイ・オオタニは三塁あたりにいた。そして、それでも得点した」と大谷の走力に脱帽だった。
2本塁打だけでなく、走力でも沸かせた大谷。文字通りの1人舞台だった。
(THE ANSWER編集部)