世界202位の“奇跡”と1位の“衝撃” パー4“エース未遂”をPGAが企画で対決
ジョンソンの433ヤード、“エース未遂”はすでに伝説の域に
一方、ジョンソンの驚愕ショットはすっかりおなじみに。1月のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ最終日。433ヤードの12番パー4だった。渾身のドライバーを振り抜き、破壊音を残してフェアウェイ左にかっ飛ばした。ボールは勢いが止まることなく、下りの斜面でどんどん弾み、そのままグリーンオン。それでも、ボールは止まる気配がなく、さらに転がっていく。
5メートル、10メートル。すると、その先にピンが見えた。完全にラインに乗って一直線。奇跡を予感したギャラリーが、にわかに沸き立った。しかし、ボールはカップ直前で失速し、ストップ。その距離、15センチ。もうひと転がりすれば……という奇跡の“パー4エース”は逃したが、信じられない一打にコース全体が一気に熱狂に包まれた。
どちらも深い衝撃を与えた、パー4“エース未遂”ショット。軍配は…ジョンソンに上がった。得票率は52-48の僅差だったが、やはり433ヤードとガリガスよりも100ヤード以上長い距離での一打とあって、ジョンソン支持が上回ったようだ。
これでV5を達成。このジョンソンの驚愕の一打を上回る、スーパーショットは今季現れるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)