大谷翔平の黒星消えた! 9回“奇跡の同点グランドスラム”に米記者興奮「冗談だろ」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間1日)、敵地ヤンキース戦に「1番・投手」で出場したが、わずか2死しか奪えずノックアウト。5つの四死球を出し、2本の適時打を打たれるなど7失点の大乱調だった。だがチームは4-8の9回1死満塁からジャレド・ウォルシュ内野手が起死回生の同点満塁弾を放ち、大谷の黒星が消えた。
ウォルシュが9回に起死回生のグランドスラム
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間1日)、敵地ヤンキース戦に「1番・投手」で出場したが、わずか2死しか奪えずノックアウト。5つの四死球を出し、2本の適時打を打たれるなど7失点の大乱調だった。だがチームは4-8の9回1死満塁からジャレド・ウォルシュ内野手が起死回生の同点満塁弾を放ち、大谷の黒星が消えた。
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奇跡が起きた。12時を回り、日付は7月1日になっていた。エンゼルスは4点を追う9回、ヤンキースの守護神チャップマンを攻め、1死満塁の好機を作った。左打席にはウォルシュ。1ボールからの2球目だ。甘く入ってきた84マイル(約135キロ)を完璧に捉えた。打球は右中間スタンドへ。土壇場で追いつく、起死回生のグランドスラムだ。
大谷の黒星を消す一撃にツイッター上の米記者も大興奮だった。米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」のキャスター、パトリック・オニール記者は「インクレディブル。ジャレド・ウォルシュが9回表に満塁本塁打を放った。今夜彼にとっての2本目のアーチである。エンゼルスはヤンキースを驚かせ、私たちみんなも驚かせた」と綴った。
大谷フリークとして知られる米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も「ジャレド・ウォルシュがチャップマンから同点となる満塁本塁打を打った。これでショウヘイ・オオタニの負けは消えた」と速報。MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者も「冗談だろ。ジャレド・ウォルシュがチャップマンから9回に同点満塁弾。8-8になった」と唖然としている。
攻撃の手を緩めないエンゼルスは代打・レンヒフォの2点適時打で勝ち越し。この回一挙7得点で逆転に成功した。最後はイグレシアスが3人で締めて、劇的な勝利を手にした。
(THE ANSWER編集部)