左ストレートで大の字KO 23歳重量級王者の143秒殺に米戦慄「破壊的」「最高だ」
ボクシングのWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチが27日(日本時間28日)、米ミネアポリスで行われ、王者・デビッド・モレル(キューバ)が、挑戦者の同級15位マリオ・カサレス(メキシコ)に1回KO勝ち。左ストレートで大の字にする豪快KOシーンを、米メディアが公開。「破壊的な左」「ぶっ倒されたな」などと米ファンを戦慄させている。
WBA世界Sミドル級タイトルマッチ、王者モレルが挑戦者を圧倒
ボクシングのWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチが27日(日本時間28日)、米ミネアポリスで行われ、王者・デビッド・モレル(キューバ)が、挑戦者の同級15位マリオ・カサレス(メキシコ)に1回KO勝ち。左ストレートで大の字にする豪快KOシーンを、米メディアが公開。「破壊的な左」「ぶっ倒されたな」などと米ファンを戦慄させている。
強烈な左であっという間に仕留めた。1ラウンド残り40秒過ぎ、サウスポーのモレルは左ストレートで相手をぐらつかせると、さらに追撃の左ストレートで顔面を打ち抜いた。崩れ落ちる挑戦者。うつろな表情で大の字になった。もはや試合続行は不可能だった。
KOタイムは1ラウンド2分23秒。モレルはコーナーロープに上り、吼えながら勝利をアピールしていた。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のボクシングの米興行大手「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」専門ツイッターは実際のKOシーンを公開。コメント欄には米ファンからの反響が集まっている。
「最高だ」
「痛たた……」
「何てファイトだ!」
「ぶっ倒されたな」
「何てビーストだ」
「早かったな」
「ヤバいな」
「なんてパンチだ!」
「破壊的な左」
デビューから5連勝(4KO)を飾ったモレルは23歳。キューバの元トップアマで、昨年8月にわずか3戦目で同級暫定王座を獲得。正規王者に昇格し、この試合が初防衛戦だった。WBA同級は、スーパー王座にサウル・アルバレス(メキシコ)、ゴールド王座にヒョードル・チュディノフ(ロシア)がいる。
(THE ANSWER編集部)