0秒53差に涙が止まらない18年女王 400m障害2位の宇都宮絵莉「シンプルに悔しい」
東京五輪代表の最終選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権最終日が27日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子400メートル障害決勝では、宇都宮絵莉(長谷川体育施設)が57秒83で2位。57秒30で優勝した山本亜美(立命大)に0秒53及ばなかった。会見では涙を流し、「タイムもよくなく、勝つこともできなかったので、悔しい結果」と振り返った。
陸上・日本選手権
東京五輪代表の最終選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権最終日が27日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子400メートル障害決勝では、宇都宮絵莉(長谷川体育施設)が57秒83で2位。57秒30で優勝した山本亜美(立命大)に0秒53及ばなかった。会見では涙を流し、「タイムもよくなく、勝つこともできなかったので、悔しい結果」と振り返った。
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溢れ出る涙を堪えきれなかった。2018年大会で優勝している宇都宮。僅かな差で敗れた決勝レース後、オンライン会見では「ゴールした瞬間は、シンプルに日本一になれなかった悔しさがあった」と振り返った。
学生時代から、七種競技と400メートル障害で活躍するなどマルチアスリートとして知られる28歳。18年には400メートル障害で56秒84の好タイムを叩き出しているが、自己ベストには1秒近く及ばなかった。「もう一度今日のレースを落ち着いて振り返って、これまで納得して選択したことが無駄にならないように」と語った。
(THE ANSWER編集部)