[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

100m代表決定的の小池祐貴 200m権利獲得へ全体2番手で決勝「僕は100mと200mの選手」

東京五輪代表の最終選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第3日が26日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。男子200メートル予選では小池祐貴(住友電工)が1組2着、全体2番手の20秒72(追い風0.7メートル)で決勝に進出した。決勝は27日午後5時50分から行われる。

男子200メートル予選、全体2番手の20秒72で決勝に進出した小池祐貴【写真:編集部】
男子200メートル予選、全体2番手の20秒72で決勝に進出した小池祐貴【写真:編集部】

陸上・日本選手権

 東京五輪代表の最終選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第3日が26日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。男子200メートル予選では小池祐貴(住友電工)が1組2着、全体2番手の20秒72(追い風0.7メートル)で決勝に進出した。決勝は27日午後5時50分から行われる。


【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 小池は一番内側のレーンを快走。終盤は余力を残してフィニッシュした。山下潤も20秒72だったが、着差で2番手に。100メートルに軸足を置き、今大会は200メートルにも出場。25日の100メートル決勝で4位となり、同種目の代表入りが決定的だ。レース後は息を切らしながら振り返った。

「200メートルは近年後半の走りが悪くなかったので、後半残り80メートルくらいでしっかり切り替えられるように意識して走った。おおよそ良い走りができたんじゃないかなと思います」

 内側のレーンを走り「めちゃくちゃ走りにくいですよ。ストレートが伸びなくて」と苦笑い。「最近はほとんど200メートルの練習はしていない」としつつ、負担のかかる2種目出場の理由をこう明かした。

「僕は100メートル選手じゃないので。『100、200の選手』でやっています。日程が合って出られる以上は出てきた。怪我のリスクについては、怪我するほどの出力になっていないですね。自分の中のスピード感を試す意味合いでも出ることが大事。リズム感に集中できる種目なので100メートルに生かすためにも、200メートルに出ています」

 今大会での五輪内定には、参加標準記録20秒24を切った上で3位以内が条件。大会前までサニブラウン・ハキーム、小池の2選手が同記録を突破済みだった。この日は、サニブラウンが左太腿裏の違和感で欠場を発表。小池は3位以内で200メートルでも代表権を得ることになる。「自分の中でいいレースができればいいと思うんですけど、今の感触だとしっかり優勝も目指せると思うので、優勝目指してしっかり走れればと思います」と意気込んだ。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集