【追憶の五輪#5】2010年バンクーバー 五輪史に残る演技も… 浅田真央の悔し涙
平昌五輪開幕まであと2日。日本代表選手たちが、実際にメダルを争う舞台での練習に臨むニュースが伝えられるなど、いよいよ本番モードに入ってきた。五輪における日本代表の戦いぶりを振り返る、日本代表の戦いぶりを「追憶の五輪」と題し、大会ごとに振り返る。第5回は2010年の前回大会、バンクーバー五輪を振り返ってみたい。
スピードスケートとフィギュアで5つのメダルを獲得 高橋大輔はフィギュア男子史上初の銅メダル
平昌五輪開幕まであと2日。日本代表選手たちが、実際にメダルを争う舞台での練習に臨むニュースが伝えられるなど、いよいよ本番モードに入ってきた。五輪における日本代表の戦いぶりを振り返る、日本代表の戦いぶりを「追憶の五輪」と題し、大会ごとに振り返る。第5回は2010年の前回大会、バンクーバー五輪を振り返ってみたい。
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旗手:岡崎朋美(開会式・スピードスケート)、浅田真央(閉会式・フィギュアスケート)
主将:岡部孝信(スキージャンプ)
〇金(0)
〇銀(3)
長島圭一郎(スピードスケート男子500m)
浅田真央(フィギュアスケート女子シングル)
小平奈緒、穂積雅子、田畑真紀(スピードスケート女子パシュート団体)
〇銅(2)
加藤条治(スピードスケート男子500m)
高橋大輔(フィギュアスケート男子シングル)
金メダルは0に終わったが、銀メダルを3つ獲得。高橋大輔は男子フィギュア史上初のメダルとなる銅メダルを獲得した。メダルが期待されたフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子は4位。4大会連続で入賞しつつも、メダルには惜しくも届かず。長野大会から7位、6位、5位、そして4位だったため、「なんでこんな一段一段なんだろう」と悔し涙を流した。
【トピックス】
フィギュアスケート女子の浅田真央は、前回大会のトリノは年齢制限で出場できず。今大会が初の五輪となった。ショートプログラムで2位。逆転を狙ったフリーでは女子で五輪史上初めてトリプルアクセルを2度成功させ、SPと合わせ3度成功させる圧巻の演技を披露した。
総合得点でも205.50点を記録し、自己ベストを更新したが、3回転ジャンプのミスなども響き、自らの世界歴代最高点を大幅に更新したキム・ヨナに20点以上の大差をつけられての銀メダル。演技後は悔し涙を流した。この後の世界選手権ではキム・ヨナを上回り、金メダルを獲得した。
(続く)
(THE ANSWER編集部)