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ノロ蔓延で職員ら1200人隔離 軍人900人が“緊急登板”も韓国紙「安全措置に懸念」

開幕を2日後に控える平昌五輪。-20度にも及ぶといわれる極限の寒さや、機能していない交通網など、問題が噴出しているが、またまたアクシデントが勃発した。韓国紙「ザ・コリア・タイムズ」が「五輪のセキュリティスタッフ32人がノロウィルスに感染」と題し、報じている。

多くのセキリュティスタッフがノロウィルスに感染したことにより、急遽軍人が投入されることに【写真:Getty Images】
多くのセキリュティスタッフがノロウィルスに感染したことにより、急遽軍人が投入されることに【写真:Getty Images】

隔離されたスタッフの代わりは軍人900人、セキリュティチェックの甘さに韓国紙警鐘

 開幕を2日後に控える平昌五輪。-20度にも及ぶといわれる極限の寒さや、機能していない交通網など、問題が噴出しているが、またまたアクシデントが勃発した。韓国紙「ザ・コリア・タイムズ」が「五輪のセキュリティスタッフ32人がノロウィルスに感染」と題し、報じている。

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 記事によると、宿泊施設でセキリュティスタッフら32人が、症状を訴えて、病院に搬送された。この宿泊施設には警備会社のスタッフら約1200人が滞在している。五輪組織委員会によると、回復の兆候が出るまで、すべてのスタッフを隔離することに決めた、と伝えている。

 開幕直前に頭の痛いニュース。記事では緊急的な対応策として、「代わりに900人の軍人が感染者の穴埋めで投入されることになっているが、正確な安全措置を行えるかどうかに大きな懸念が寄せられている」と懐疑的な見解を伝えている。

 同紙は、実際の現場の様子もレポート。「何人かの軍人は、渡韓したファンの細かな検査や所有物の確認を行わないまま開催地への入場を許可する場面が見られた」と軍人の対応に首を傾げ、「決してそれが大多数というわけではないが、もし軍人が代理でセキュリティスタッフを務める現状が五輪開幕後も続いた場合、危険が忍び寄る上で検査が完璧に行われるかどうかは甚だ疑問だ」と警鐘を鳴らした。

 ネガティブなニュースばかりが先行する冬の祭典。競技が開幕すれば、話題がそちらに移ることを願うばかりだ。

(THE ANSWER編集部)


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