来ないバス、凍える寒さ… 杜撰な運営に海外記者怒り「開幕したら何が起こるか…」
メディアのみならず観光客も…駅は「円滑に運営されることは皆無だ」
江陵メディア村に向かうバスで向かい、一度乗り換えなければならず、しかもこの日は泣きっ面に蜂なことに、そのバスが予定通りに来なかったといい、「厳しい寒さに外で1時間ほどを待った外信記者たちは怒りを出すしかなかった」とレポートしている。
しかし、こうした問題はメディアに限定されているわけではなく、「観光客の平昌に行く道も険しい」と指摘。「珍富駅に設置したオリンピックブースを含めた各種輸送関連案内ブースは担当者が席を外すのが常だ。いてもほとんどがボランティアたちで、それさえも1人ずつだけ配置して連携性もない状況である」と伝え、「円滑に運営されることは皆無だ」と言及している。
とりわけ、バス待ちの厳しさに拍車をかけるのは氷点下10度になるといわれる寒さだが、防寒対策についても施されてないという。「バスを待つ人々は激しい風をそのまま受けなければならない。特に、平昌の方は公共交通もない。コールタクシーを呼んでも来ない」と課題を挙げ、最後は「平昌へ行く道は遠くて険しい」と締めくくっている。
今大会はボランティアがボイコット騒動を起こすなど、開幕前から大会運営について懸念する声が上がっていた。開幕は目前。少しでも、円滑に大会が盛り上がるように、問題点が改善されることを願うばかりだ。
(THE ANSWER編集部)