比嘉大吾、米メディアが「防御能力はグレートから程遠い」と評した“称賛”のワケ
プロボクシングのWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦は4日、王者・比嘉大吾(白井・具志堅)が同級9位モイセス・フエンテス(メキシコ)に1回2分32秒で衝撃のKO勝ち。日本記録に並ぶ15戦連続KOを達成し、2度目の防衛に成功した。故郷・沖縄で「152秒の衝撃」を演じた超攻撃的スタイルについて、米メディアは「彼の防御は、彼の攻撃を示している。攻撃こそが防御だ」と称えている。
「152秒の衝撃」で本場米メディアを驚かせた超攻撃性「彼の防御は、彼の攻撃だ」
プロボクシングのWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦は4日、王者・比嘉大吾(白井・具志堅)が同級9位モイセス・フエンテス(メキシコ)に1回2分32秒で衝撃のKO勝ち。日本記録に並ぶ15戦連続KOを達成し、2度目の防衛に成功した。故郷・沖縄で「152秒の衝撃」を演じた超攻撃的スタイルについて、米メディアは「彼の防御は、彼の攻撃を示している。攻撃こそが防御だ」と称えている。
「ダイゴ・ヒガがモイセス・フエンテスを破壊」と特集したのは、米ボクシング専門サイト「ボクシングニュース」だった。記事では「152秒KO」についてレポート。「無敗のWBC世界フライ級王者ダイゴ・ヒガがパーフェクトな連続KO記録が、挑戦者モイセス・フエンテスを爆発的に撃破したことで、無傷のまま維持されることとなった」と紹介している。
その強さは予想以上だったようだ。「22歳のヒガは立ち上がれないほど過酷な右パンチを炸裂させ続けた」と記しながら「ほとんどのボクシングファンは試合前、ヒガが勝つにしても最低でも6ラウンドは続くだろうと予測していた。しかし、それはあっさりと覆されることになった」と「6回以上」という前評判を軽く上回る強さに舌を巻いている。
なかでも、特筆しているのは、比嘉の超攻撃的なボクシングスタイルだった。「この日本人ファイターの防御能力はグレートという言葉からは程遠い」と記しながら、こう続けている。