「ニシコリが帰ってきた」 錦織V、下部大会でもATP公式が注目「ミッション完了!」
男子テニスの世界ランク27位・錦織圭(日清食品)は3日(日本時間4日)に行われたRBCテニスチャンピオンシップス・オブ・ダラス決勝で同158位のマッケンジー・マクドナルド(米国)に6-1、6-4でストレート勝ち。下部大会ながら、復帰2大会目で優勝を飾った日本のエースについて、ATP公式サイトも特集。「ミッション完了!」「ついにニシコリがウィナーズ・サークルに帰ってきた」と復活を伝えている。
下部大会ながらATPも復活Vを特集「ついにウィナーズ・サークルに帰ってきた」
男子テニスの世界ランク27位・錦織圭(日清食品)は3日(日本時間4日)に行われたRBCテニスチャンピオンシップス・オブ・ダラス決勝で同158位のマッケンジー・マクドナルド(米国)に6-1、6-4でストレート勝ち。下部大会ながら、復帰2大会目で優勝を飾った日本のエースについて、ATP公式サイトも特集。「ミッション完了!」「ついにニシコリがウィナーズ・サークルに帰ってきた」と復活を伝えている。
錦織が復活の第一歩を力強く記した。相手のマクドナルドは世界ランク158位とはいえ、第1セットを1ゲームしか与えずに制すと、第2セットも第5ゲームでブレークを奪い、押し切った。試合後には自身のツイッターで「Good week!」とつづり、“歓喜の2ショット”の一枚を掲載した。
試合が行われたコートのネット際に立つ錦織。その両手で持っているのは「CHAMPIONS」と記され、燦燦と輝く優勝トロフィーだった。大きな“耳”の部分を持ち、大事そうに掲げている表情には白い歯がのぞき、充実感いっぱいの笑みを浮かべている。復活のトロフィーを手にし、安ど感があるようだ。
復活の優勝を巡っては、下部大会ながらATP公式サイトも特集。注目度の高さがうかがえる。
「ミッション完了! 手首の負傷で半年近く離脱していたが、ついにニシコリがウィナーズ・サークルに帰ってきた。かつてATPランキング4位につけていた日本人スターは、復活を果たした。2010年以来、チャレンジャー大会での優勝は計6度目。コートへの復帰を通じてリズムと自信を再び見つけようとしていた28歳は、2度のチャレンジャー大会でカムバックをスタートさせた」