「中2世代」の新星出現 14歳・森秋彩が圧巻の2位 女王も驚き「ビックリしました」
ボルダリング界にも中2世代の新星が出現した。スポーツクライミングのボルダリング・ジャパンカップ(駒沢屋内球技場)は4日、女子決勝で14歳の森秋彩(もり・あい)が2位に入った。11度目の優勝を飾った28歳・野口啓代をうならせ、大会史上最多1661人のファンを沸かせた。
ジャパンカップ、史上最多1661人沸かせた…本人も予想外「まさか、表彰台とは」
ボルダリング界にも中2世代の新星が出現した。スポーツクライミングのボルダリング・ジャパンカップ(駒沢屋内球技場)は4日、女子決勝で14歳の森秋彩(もり・あい)が2位に入った。11度目の優勝を飾った28歳・野口啓代をうならせ、大会史上最多1661人のファンを沸かせた。
弱冠14歳。森が難解な壁を次々と攻略した。準決勝を通過し、挑んだ決勝。第1、第2課題を次々と完登すると、圧巻だったのは最も難易度の高かった第3課題。4番手で登場した野口が残り3秒のギリギリでクリアしたが、最終6番手で登場した森は序盤で軽々と完登。まさかの展開に会場はこの日一番の喝采に包まれた。
最後の第4課題は高さが要求され、身長154センチがアダとなってクリアならず。それでも、過去10度制しているボルダリング界の第一人者・野口に次ぐ、堂々の2位。黄緑のTシャツ姿の中学2年生が、鮮烈なインパクトを残した。「まさか、表彰台に乗れるとは思ってなくてビックリです」と本人も驚きを隠せなかった。