勝利を決めた瞬間、井上尚弥の表情とは

　ボクシングのWBAスーパー＆IBF世界バンタム級タイトルマッチが19日（日本時間20日）、米ラスベガスのヴァージンホテルで行われ、統一王者・井上尚弥（大橋）が挑戦者のIBF1位マイケル・ダスマリナス（フィリピン）に3回2分45秒TKO勝ちした。米興行大手・トップランク社の公式カメラマンが、勝敗が決着した瞬間の画像を「世界に轟かせた」とつづって公開している。

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　井上が何食わぬ顔をしている。3回終了間際、左ボディーで挑戦者から3度目のダウンを奪った直後の写真だ。コーナー付近に倒れ込み、悶絶しているダスマリナス。レフェリーがストップをかけようとする瞬間だが、井上はもう見ていない。足元のアングルから撮られ、無慈悲に相手を沈めた様子が伝わってくる。

　インスタグラムに画像を公開した同社公式カメラマンのマイキー・ウィリアムズ氏は、文面に「これで終了。ボディーショットを世界に轟かせた」と投稿。海外ファンからは「何てパンチだ！」「アメージング」と興奮した様子のコメントが寄せられている。井上は昨年10月に続く聖地ラスベガスのリングで衝撃を与えた。