井上尚弥は「才能がある」 アラム氏が若きパッキャオより上と評価「全く間違いない」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は19日(日本時間20日)、米ラスベガスでIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦に臨む。プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOは若き日の6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)以上の進化と称賛している。米ヤフースポーツが報じている。
2度目のベガスのリングを前に、アラム氏が23歳当時のパッキャオと比較
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は19日(日本時間20日)、米ラスベガスでIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦に臨む。プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOは若き日の6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)以上の進化と称賛している。米ヤフースポーツが報じている。
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名プロモーターの目には、井上の素質はパッキャオ級だと映っている。アラム氏がパッキャオをプロモートしたのは2001年から。当時23歳だった後のレジェンドと、現時点での井上を比較してこう話している。
「イノウエの方が進化しているか? 間違いない。そこに関しては全く間違いない。マニーはフレディの指導を受けて史上最も偉大なチャンピオンの1人となった。ナオヤがそこまで到達できるか、私にはわからない。なぜなら何人がそれを達成してきたというのか。だが、彼には信じられないほどの才能がある。そして、当時のマニーよりも進化していると断言することに疑いの余地はない」
2001年6月に米ラスベガスでIBF世界スーパーバンタム級王者レーロホノロ・レドワバ(南アフリカ)に挑戦。これを6回TKOで破り、2階級制覇を成し遂げたパッキャオ。アラム氏はパッキャオの才能が開花したのは、名伯楽のフレディ・ローチ氏から指導を受け始めたこの試合からだったと振り返っている。
23歳だったパッキャオはここからスターダムの道を駆け上がり、史上2人目の6階級制覇を成し遂げた。今回がラスベガス上陸2戦目となるモンスターは28歳ですでに3階級制覇を成し遂げている。当時のパッキャオと状況は違えど、アラム氏には比較しうる存在だと改めて高く評価している。
(THE ANSWER編集部)