大谷翔平と似てる? アスレチックス右腕の“宝刀”を球団OB解説「動きが少し異なる」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、アスレチックス戦に「2番・DH」で出場。2回の第2打席で2戦連発となる19号ソロを放った。前日の同カードでは6試合ぶりとなる今季18号ソロを放つなど4打数1安打1打点。相手先発のフランキー・モンタス投手には3打数無安打1三振と抑えられたが、米メディアは大谷とモンタスの決め球スプリットを比較。握りや変化の特徴を伝えている。
大谷とアスレチックス・モンタスのスプリットを映像で比較
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、アスレチックス戦に「2番・DH」で出場。2回の第2打席で2戦連発となる19号ソロを放った。前日の同カードでは6試合ぶりとなる今季18号ソロを放つなど4打数1安打1打点。相手先発のフランキー・モンタス投手には3打数無安打1三振と抑えられたが、米メディアは大谷とモンタスの決め球スプリットを比較。握りや変化の特徴を伝えている。
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挟み方は似ているが、落ち方や握りが違うようだ。投手・大谷とモンタスがスプリットを投じる比較映像。左側の大谷はボールの縫い目に指をかけて投じているが、モンタスは違う握りをしているようだ。落ち幅は大谷の方が大きいようだが、モンタスの投球は左打者の外角へ逃げるように変化している。この日、大谷がタイミングが合わず三振となった球も、このスプリットだった。
米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」で解説したメジャー通算132勝のエンゼルスOBマーク・グビザ氏は、比較映像で2人のスプリットを解説。「ショウヘイ・オオタニは縫い目に指をかけているが、モンタスは縫い目を使っていない。速度は同じくらいだが動きは少し異なる。モンタスのスプリットは外へ逃げていくような動きだが、オオタニのものは縦に落ちる」と語っていた。
米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」などに寄稿していたブレント・マグワイア記者は、グビザ氏が解説した動画を自身のツイッターに公開。「マーク・グビザによるクールな分析。ショウヘイ・オオタニとフランキー・モンタスのスプリットの違いを示す」と注目していた。
モンタスは2015年にMLBデビュー。19年には96回を投げて9勝2敗、防御率2.63の好成績を収めている。今季は7勝6敗で防御率4.26。この試合では7回5安打2失点、8奪三振の力投で勝利投手となっている。
(THE ANSWER編集部)