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稲見萌寧、4打差逆転負けに涙声「凄く悔しい」 3日目独走も「単独首位から負けは初」

女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスは13日、兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位で出た稲見萌寧(都築電気)は3バーディー、3ボギーの72とスコアを伸ばせず、通算16アンダー。青木瀬令奈(フリー)に逆転を許し、2位に終わった。

最終18番でバーディーパットを外し、天を仰いで悔しがる稲見萌寧【写真:Getty Images】
最終18番でバーディーパットを外し、天を仰いで悔しがる稲見萌寧【写真:Getty Images】

宮里藍サントリーレディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスは13日、兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位で出た稲見萌寧(都築電気)は3バーディー、3ボギーの72とスコアを伸ばせず、通算16アンダー。青木瀬令奈(フリー)に逆転を許し、2位に終わった。

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 入れればプレーオフに持ち込めた18番、8メートルのバーディーパットはほんのわずかに外れた。この瞬間、膝をついて悔しがった。青木が2パットでパーとし、稲見は優勝に届かず。悔し涙があふれた。

 4打のリードで迎えた最終日はショットが乱れた。スコアを伸ばせずに迎えた9番で第2打を右に外し、ガードバンカーへ。リカバリーで寄せきれず、5メートルのパーパットも右を抜けてボギーを叩いた。今大会63ホール目で初めてのボギー。この時点で首位に並ばれた。

 10番のバーディーでバウンスバックに成功したが、11番パー3で今大会2つ目のボギー。首位から陥落すると、14番でもボギー。15、17番で獲り返して1打差に迫ったが、最後は力尽きた。

 ホールアウト後の会見。「今日はティーショットも、アイアンショットも荒れてしまった。チャンスにつかないというところで、一つのミスが大きかった」と涙声で振り返った。さらに「一番は単独トップで出て負けたのが初めて。自分のミスで負けたということのほうが大きい。それが凄い悔しいです」と唇をかみしめた。

 上位2選手に与えられる海外メジャー「AIG女子オープン」(8月19~22日、スコットランド・カーヌスティGL)の出場権を獲得。出場については「まだ決めてはいないのですが、もうちょっと時間はあると思うので考えたい」と話すにとどめた。残り2戦となった東京五輪代表争いについては「あと2戦というより、前半戦もあと2戦という感覚。しっかり調整して、全部優勝争いにからめるように頑張りたい」と気合を入れ直した。

(THE ANSWER編集部)

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