「待ち切れなかった」ラグビー代表戦 選手も感動した1万8434人の熱気「本当に幸せ」
中村亮土「温かい応援は本当に嬉しいこと」
チームとしては、圧力をかけられた前半にボールを保持できず、後手に回った。3-14で突入した後半に目まぐるしく選手を入れ替え。接点を意識し、敵陣でプレーする時間を増やしていった。ジョセフHCは「後半に入ったメンバーがインパクトを与えてくれた」と強調。サンウルブズを含め、今後の代表争いを歓迎した。
試合終了後、選手たちは客席に挨拶をしながら場内を一周。拍手を受けたCTB中村亮土は「お客さんが入っている状況でラグビーができるのが本当に幸せ。モチベーションも変わるし、まだ今は難しいかもしれないけど、お客さんの中で今後もプレーしたい。最後まで残ってくれて、温かい応援で送ってくれるのは本当に嬉しいこと」と感動した様子だった。
26日に欧州遠征として英国系4協会の選抜チーム、全英・アイルランド代表ライオンズ戦(スコットランド)、7月3日には敵地でアイルランド戦を予定。姫野和樹、松島幸太朗の海外組も合流する。リーチは「ライオンズは北半球のベストチーム。良い準備をして良い知らせができるように勝ちに行きたい。皆さんの応援が力になるので、引き続きよろしくお願いします」と頭を下げた。
W杯で8強の壁を打破するため、日本代表が再スタートを切った。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)