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エースは信長、主将は秀吉!? 東京五輪へ、ホッケー男子HCが誓う「サムライダマシイ」

攻守の要を信長と秀吉が務め、坂本龍馬が指揮を執る? 東京五輪に臨むメンバーが内定したホッケー男子日本代表のオンライン記者会見で、歴史上の人物の名前が飛び交った。日本ホッケー協会は7日に東京五輪の日本代表内定選手を発表。日本オリンピック委員会(JOC)の承認を受け、11日に男女のヘッドコーチ、主力選手がオンラインで記者会見に臨んだ。

主将のDF山下学とエースFWの田中健太(右)【写真提供:日本ホッケー協会】
主将のDF山下学とエースFWの田中健太(右)【写真提供:日本ホッケー協会】

ホッケー男子日本代表アイクマンHC「ターゲットは金メダルです」

 攻守の要を信長と秀吉が務め、坂本龍馬が指揮を執る? 東京五輪に臨むメンバーが内定したホッケー男子日本代表のオンライン記者会見で、歴史上の人物の名前が飛び交った。日本ホッケー協会は7日に東京五輪の日本代表内定選手を発表。日本オリンピック委員会(JOC)の承認を受け、11日に男女のヘッドコーチ、主力選手がオンラインで記者会見に臨んだ。

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 2017年から男子チームの指揮を執り、18年アジア大会の初優勝に導いたシークフリード・アイクマンヘッドコーチ(HC)は「私たちは、2018年のアジア大会で優勝したことで東京五輪の出場権を獲得しました。東京五輪でも、同じ気持ちを持って臨み、同じ結果を出したい。ですから、私たちのターゲットは、金メダルです。私たちが一番低いランキングで、厳しい条件であることは十分に理解していますが、ベストを尽くし、すべてを出すことができれば、不可能はないと思っています」と高い目標を掲げた。

 ホッケー男子代表の愛称は「サムライジャパン」。2009~11年にも日本代表を率いていたアイクマンHCは、日本の歴史に精通。会見中には、関ケ原の戦いに触れる場面もあった。

 各選手に戦国武将のニックネームを付けている。たとえば、世界最高峰のオランダ1部でプレーしているエースFW田中健太(HGC HC)は、織田信長。「彼は勝者であり、リーダーである、我慢強くプレーする。目標達成のためにすべてを出す」と評する。

 一方、守備の主軸となる主将のDF山下学(小矢部RED OX)は、豊臣秀吉。「彼はリーダーシップがあり、スマートで頭が良い。戦術理解もできている」と評価した。日本男子代表は、1932年ロサンゼルス大会で銀メダルを獲得しているが、近年は苦戦を強いられている。五輪出場は、1968年のメキシコ大会以来53年ぶりだ。強豪ぞろいの大会で、日本が勝ち上がるには、番狂わせが必要だ。アイクマンHCは、会見で「サムライダマシイ」、「アキラメナイキモチ」といった言葉を連発した。選手一人ひとりを、過去に不可能を可能にしてきた歴史上の人物に例えるのは、革新的な勝利の原動力となることへの期待と言える。

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