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21歳吉田優利、会心パット連発で6アンダー 高校からの“相棒”と「明日も60台で」

女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスは11日、兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)で2日目が行われ、ツアー初優勝を目指す21歳吉田優利(エプソン)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダーでホールアウト時点で4位に浮上した。

ホールアウト時点で4位に浮上した吉田優利【写真:Getty Images】
ホールアウト時点で4位に浮上した吉田優利【写真:Getty Images】

宮里藍サントリーレディス2日目

 女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスは11日、兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)で2日目が行われ、ツアー初優勝を目指す21歳吉田優利(エプソン)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダーでホールアウト時点で4位に浮上した。

 27位から出た吉田は10番からスタート。11番でボギーが先行したが、14番でバーディーを奪うなど4つスコアを伸ばした。

 ホールアウト後にまず振り返ったのはグリーン上でのプレーだ。「パットが入ってくれた。ボギーも含めてパッティングでの(ボールの)回転が良過ぎて、今までのタッチ、ラインがマッチしないと感じていた。試合中に修正できたところが、後半の3バーディーに繋がった。これまでも比較的パッティングは良かったんですが、思ったよりも回転が良くてオーバーしてしまう場面が多かった。ラインとタッチを合わせられるように調整しながら回っていました」。

 18番では左奥からの5メートル、後半の4番では奥からの4メートルを沈めた。ハイライトは6番だ。11メートルのスライスラインを絶妙なパットでねじ込んだ。「パッティングはずっと良かったんですが、今日は凄い良かったです」と充実感を漂わせた。

 今年はほけんの窓口レディースでの3位など、トップ10に3度。初優勝へ手が届くところまで来ている。「昨年よりは安定感が増したかな」と実感しているが、その理由はやはりパットにあると分析している。

「パッティングでカバーしているイメージが自分の中で強い」という。パット練習よりもショット練習により多くの時間を使う選手が多いというが、吉田は「自分は逆でもいいと思っている」ときっぱり。練習日なら1~2時間パターを振り続けることも珍しくはないようだ。

 高校時代から使い続けている相棒とともに、上位で決勝ラウンドに進む。「毎日アンダーで回ることが目標。明日も60台で回れるようにしたいです」と言葉に力を込めた。

(THE ANSWER編集部)


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