「ケイは不在、リーダーはスギタ」 錦織不在も日本代表を敵国メディアは警戒
テニスの国別対抗戦デビスカップが2月2日に開幕する。1回戦で日本代表は岩手・盛岡市内でイタリア代表と激突する。右手首の負傷から完全復活を目指す世界ランク27位の日本のエース、錦織圭(日清食品)は欠場となるが、イタリアメディアは41位の杉田祐一(三菱電機)を「リーダー」「ハードコードで雄弁に表現する」と警戒している。
日本開催のデ杯にエース錦織は不在、伊メディアは杉田を警戒
テニスの国別対抗戦デビスカップが2月2日に開幕する。1回戦で日本代表は岩手・盛岡市内でイタリア代表と激突する。右手首の負傷から完全復活を目指す世界ランク27位の日本のエース、錦織圭(日清食品)は欠場となるが、イタリアメディアは41位の杉田祐一(三菱電機)を「リーダー」「ハードコードで雄弁に表現する」と警戒している。
「ケイ・ニシコリは不在で、リーダーはユウイチ・スギタだ」と特集したのは衛星放送「ユーロスポーツ」イタリア版だった。
錦織は昨年8月に右手首を故障。昨シーズン後半戦を離脱し、今年に入ってからの全豪オープンも欠場していたが、下部大会のチャレンジャーズツアーで戦線復帰。そして、30日(日本時間31日)にRBCテニスチャンピオンシップス・オブ・ダラスのシングルス1回戦で復帰後初勝利をあげた。
記事では「ホスト国はケイ・ニシコリ不在で戦わなければいけないため、イタリア代表が3日間の戦いで本命と見られている。元世界ランク4位は昨年の手首の故障から復帰の最中。デビス杯参加に伴う手首に対する負荷とリスクが多いために、彼はダラスでのチャレンジャーズで復帰することを好んだ」と錦織の不在を説明し、エースを欠く日本代表が不利だと分析している。
世界ランク4位まで上がった錦織の実力はイタリアにも轟いており、「ニシコリの存在は日本に確実な2勝をもたらすことを意味した。その代わりに、今や日本代表の監督、サトシ・イワブチは計画を完全に変更することを強いられた」としている。