ウッズ、実況大興奮の“エース未遂”への称賛はやまない

　米男子ゴルフのファーマーズ・インシュランス・オープン（トーリーパインズGC）で23位に入り、上々の復帰戦を終えた元世界ランク1位のタイガー・ウッズ（米国）。初日の16番で見せた、“ホールインワン未遂”が今週の「ショット・オブ・ザ・ウイーク」に選出された。PGA公式ツイッターが動画つきで紹介している。

　切れ味抜群のアイアンショットだった。大会初日の16番パー3（223ヤード）。西日が差す中で6アイアンを振り抜くと、ボールは勢いよく飛んで行った。ピンの手前3メートルに着弾すると、コロコロとピンに向かった。ギャラリーからも大歓声が上がり、ホールインワンへの期待も高まった。

　しかし、ボールはわずかに右に逸れ、カップをわずかに通り過ぎたところでピタリと止まった。その距離は20センチ。ツアー復帰戦でのホールインワンという快挙は実現しなかったものの、全盛期を彷彿させる一打に、実況も「うぉーーー、入れ！ 入れ！ ほとんど目前まで迫りました。見事なショットであることに変わりはありません。彼のリアクションも思わず大きくなってしまったようです」と興奮気味に様子を伝えている。