寺田明日香、6歳長女が生観戦 今季3度目の日本記録更新へ「意識してます、もちろん」
陸上の布勢スプリントは6日、鳥取・ヤマタスポーツパーク陸上競技場で行われる。東京五輪が迫る中、5日は女子100メートル障害に出場する寺田明日香(ジャパンクリエイト)が会見。今季は日本記録を2度更新しながら届いていない五輪参加標準記録の突破に意欲を見せた。
陸上・布勢スプリント
陸上の布勢スプリントは6日、鳥取・ヤマタスポーツパーク陸上競技場で行われる。東京五輪が迫る中、5日は女子100メートル障害に出場する寺田明日香(ジャパンクリエイト)が会見。今季は日本記録を2度更新しながら届いていない五輪参加標準記録の突破に意欲を見せた。
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寺田が言葉に力を込めた。「気持ちいい風が吹く印象の競技場。凄く気持ち良く走れたので、明日も気持ちよく走れたら。最低でも12秒84、83を切りたい。あわよくば70台が出れば。いつも通り冷静に走れれば」とコメント。こう続けた。
「体の不安は少なくできている。木南よりも良いタイムで走りたい。去年、一昨年に比べて体作りが順調に進んでいる。怪我との付き合い方もうまくできるようになってきた。そこは凄く大きいかなと思います」
今季は4月末の織田記念国際で12秒96(追い風1.6メートル)の日本記録で優勝。1年7か月ぶりに自己ベストを更新してみせた。6月1日の木南道孝記念では、予選で12秒87(追い風0.6メートル)でさらに更新。好調を維持しているが、目標の五輪参加標準記録である12秒84には0秒03届いていない。
「意識はしています、もちろん。でも硬くなりすぎずに入れればベストは出る。木南の流れで走れれば。ハードリングは10台あって、10台うまくいけばいいけど、前半、後半で浮いてしまったりするのがこれまでの大会。それをうまくまとめられれば」
参加標準記録を突破した上で、24日開幕の日本選手権(大阪)で3位以内に入れば代表内定となる。23歳で一度引退し、結婚、出産、7人制ラグビーを経て18年12月に陸上復帰した異色のスプリンター。今大会、6歳の長女・果緒ちゃんと夫は観戦に駆け付けてくれた。
「木南では生で見せることができなかった。今回は(夫と)2人がいる。力に変えられれば」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)