「0.00の奇跡」― 高1の“24mブザービーター”に米騒然「バスケ界全体に激震走る」
米高校バスケットボールで80フィート(約24メートル)のブザービーターが炸裂。試合終了目前、2点ビハインドの“お釣りなし”で相手のフリースロー失敗のリバウンドから果たしたミラクルシュートの瞬間を、米誌「スポーツイラストレイテッド」は公式ツイッターに動画付きで紹介。ファンに「0:00までもがき続けろという貴重な実例」「バスケ界全体に激震が走っている」と驚愕を呼んでいる。
米高校バスケで“お釣りなし”の奇跡シュートが米話題「0.00までもがけという実例」
米高校バスケットボールで80フィート(約24メートル)のブザービーターが炸裂。試合終了目前、2点ビハインドの“お釣りなし”で相手のフリースロー失敗のリバウンドから果たしたミラクルシュートの瞬間を、米誌「スポーツイラストレイテッド」は公式ツイッターに動画付きで紹介。ファンに「0:00までもがき続けろという貴重な実例」「バスケ界全体に激震が走っている」と驚愕を呼んでいる。
米スポーツ専門テレビ局「CBSスポーツ」によると、全米が仰天したミラクルシュートを放ったのは、エヴァンストン・タウンシップ高の新入生、ブレイク・ピーターだ。
現地時間27日のメイン南高戦。試合は42-44と2点ビハインドで試合終了目前だった。しかも、相手フリースロー。決められた時点で逆転は絶望となる。しかし、ピーターは少しも諦めていなかった。相手が慎重に放ったフリースローはリングに弾かれる。すぐさまボールに飛びつき、リバウンドに成功した。チェックに来た相手を振り払い、視線を上げた次の瞬間だった。
遠く離れたゴールに向かって右手一本で振り抜いた。ボールは山なりの放物線を描いてリングに一直線。カウンターに備えてゴール下に陣取っていた2人のディフェンスも見上げるしかない。そして――。リングをかすめることなく、綺麗にゴールに吸い込まれたのだ。一瞬にして会場は絶叫と興奮の渦が沸き起こった。
ベンチから控え選手、関係者がなだれ込み、お祭り騒ぎに。ミラクルを演じたピーターはもみくちゃにされた。一方、相手選手はただただ呆然として、立ち尽くすことしかできなかった。