大谷翔平は「野球人生で見たことがない人間」 恩師ソーシア氏が「極めて稀」と絶賛
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間1日)、ジャイアンツ戦の9回に代打で登場。四球を選んだが、チームは1-6で敗れた。今季二刀流で活躍する背番号17については各所で話題となっているが、米国代表監督のマイク・ソーシア氏も「私の野球人生であそこまでダイナミックな選手はいなかった」と絶賛したという。五輪公式サイトが報じている。
2018年に大谷を指導したソーシア氏が絶賛
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間1日)、ジャイアンツ戦の9回に代打で登場。四球を選んだが、チームは1-6で敗れた。今季二刀流で活躍する背番号17については各所で話題となっているが、米国代表監督のマイク・ソーシア氏も「私の野球人生であそこまでダイナミックな選手はいなかった」と絶賛したという。五輪公式サイトが報じている。
エンゼルスに2018年に入団した大谷。当時の監督がソーシア氏だった。五輪公式サイトは「予選がヒートアップする最中、米国代表ソーシア監督がトミー・ラソーダの足跡をたどる」と見出しを打って記事を掲載。恩師は大谷について「私が見てきた中で、ショウヘイは打者としても投手としてもエリートレベルである最初の選手」と評価し、こうつづけている。
「これから二刀流の選手を目にすることだろうが、もしかすると彼らは打者としての能力ほど、マウンドではダイナミックではないかもしれない。そして彼らがマウンド上でできることをこなせる他の投手がいるかもしれない。そういう時は、プレッシャーを軽くしてあげて、打者か投手に専念させればいい」
このように語ったソーシア氏だが、大谷は例外のようだ。ここまで、打っては15本塁打、投げては防御率2.72、50奪三振を記録する二刀流について「私の野球人生で、ショウヘイ・オオタニほどダイナミックな人間は見たことがない。あそこまでハイレベルな投球と打撃ができるのは極めて稀。信じられないほどの才能なんだ」と話した。
ソーシア氏はさらに、「みんなが忘れがちなことだと思うけれど、ショウヘイは球界で最も速い人間の1人なんだ。本当に飛ぶように走るんだ。つまり、彼は全てのスキルを兼ね備えているんだ」と大谷の走力を強調。主砲マイク・トラウトや今季ドジャースに移籍したレジェンド、アルバート・プホルスなど、メジャー屈指の才能を指導してきた名将にとっても、大谷は唯一無二の存在のようだ。
(THE ANSWER編集部)