ウッズが「ビンテージドラマ」を供給 予選敗退危機から“帰還劇”をPGA公式が称賛
男子ゴルフの元世界ランク1位タイガー・ウッズ(米国)は、26日(日本時間27日)にツアー復帰したファーマーズ・インシュランス・オープン(トーリーパインズGC)2日目に望み、通算1アンダーの65位タイで予選通過を果たした。スコアを落とした前半から一転、後半は4バーディー、1ボギーとチャージ。予選落ち危機からの見事な巻き返しに、PGAツアー公式サイトは「タイガー・ウッズがビンデージドラマを供給」と称賛している。
ラストの9番でバーディーを奪い、15年ウィンダム選手権以来の決勝R進出
男子ゴルフの元世界ランク1位タイガー・ウッズ(米国)は、26日(日本時間27日)にツアー復帰したファーマーズ・インシュランス・オープン(トーリーパインズGC)2日目に望み、通算1アンダーの65位タイで予選通過を果たした。スコアを落とした前半から一転、後半は4バーディー、1ボギーとチャージ。予選落ち危機からの見事な巻き返しに、PGAツアー公式サイトは「タイガー・ウッズがビンデージドラマを供給」と称賛している。
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84位スタートとなったウッズは、前半の13番パー4でツアー復帰後初のダブルボギーを叩き、70位タイまでの予選カットラインを大きく下回ってしまう。
しかし、さすがは千両役者。バーディーなしで迎えたアウトの1番で15メートル超のバーディーパットを沈めて渾身のガッツポーズが飛び出すと、5番、7番でもスコアを伸ばし、予選通過圏内に浮上した。8番パー3でボギーを叩いたが、ラストの9番パー5では2オンに成功してバーディーとし、2015年8月のウィンダム選手権以来の決勝ラウンド進出を決めた。
予選敗退危機からの鮮やかな“帰還劇”を、PGAツアー公式サイトも「タイガー・ウッズがビンデージドラマを供給」と見出しを打って特集。「それは一瞬、時間が遡ったかのようだった。彼はティーショットで精彩を欠き、彼が自らを救うには、魔法のようなゲーム展開が必要となってしまった。予選突破には多数のバーディーを強いられた。……ウッズはそこでビンデージドラマを届けた」と全盛期を彷彿させる追い上げを見せたアウトのプレーを称えている。