大谷翔平、“今季最高の1本”5傑をESPNが格付け 1位選出は敵地が沈黙した劇弾
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は投打に渡る活躍で全米を虜にしている。米スポーツ専門局「ESPN」では大谷を特集。2021年シーズンの最高の安打と投球をランク付け。「安打部門」の1位には5月16日(日本時間17日)レッドソックス戦で、1点を追う9回2死一塁の場面で、相手守護神のマット・バーンズ投手から放った起死回生の逆転2ランを選出している。エンゼルスの公式ツイッターが公開している動画は現在までに160万回を超えて再生されるなど大反響を集めている。
米ESPNが格付け、1位は5月16日の9回逆転2ラン
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は投打に渡る活躍で全米を虜にしている。米スポーツ専門局「ESPN」では大谷を特集。2021年シーズンの最高の安打と投球をランク付け。「安打部門」の1位には5月16日(日本時間17日)レッドソックス戦で、1点を追う9回2死一塁の場面で、相手守護神のマット・バーンズ投手から放った起死回生の逆転2ランを選出している。エンゼルスの公式ツイッターが公開している動画は現在までに160万回を超えて再生されるなど大反響を集めている。
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大谷のパワー、そして勝負強さが土壇場で全開になった。4-5の9回2死一塁で迎えた第5打席。バーンズが投じた初球、内角97マイル(約156キロ)を引っ張ると、高々と舞い上がった打球は、右翼ポールを巻くようにしてスタンドに飛び込んだ。決勝打となる逆転12号2ラン。大股でダイヤモンドを一周する大谷は両手を叩いて歓喜していた。
敵地のスタンドが静まり返った一打に、ESPNは「エンゼルスのスター、ショウヘイ・オオタニの2021年シーズンの最高の安打と投球のランキング」と題した記事を掲載。安打部門の1位に選出した逆転2ランについてはこう寸評をつけている。
「1点を追うエンゼルスは残りのアウト1つまで追い込まれた。それまでの13試合で10敗するという負のスパイラルに陥っている中で、勝利の為にオオタニが現れた」
こう当時のエンゼルスの状況を伝えた上で、「エンゼルスに勝利をもたらすツーランを放った。相手投手のマット・バーンズはシーズンで打者70人と対戦していたが被弾は2本目だった」と守護神から打った千金弾を称賛している。
さらに「オオタニはここまで開幕してからの8週間でMLBの打撃をリードしているが、それはこのような勝負強い瞬間があるからである」と続けている。
26日(日本時間27日)のレンジャーズ戦では3打数1安打だった大谷。今季は打者として打率.270、15本塁打(リーグ2位)、38打点(同6位)と好成績を残しているが、米メディアからはその勝負強さも高く評価されている。
(THE ANSWER編集部)