“怪物”平山相太、惜しまれる引退 戦友が好敵手へ熱きエール「僕の物差しの頂点」
サッカーのJ1ベガルタ仙台に所属する元日本代表FW平山相太が26日、クラブを通じて現役引退を発表した。電撃的なニュースに日本サッカー界にも衝撃が走り、Jリーガーたちも惜別のコメントをSNSなどに投稿しているが、同学年で年代別代表でも共闘した浦和レッズのFW李忠成がインスタグラムを更新。「ピッチ外でも永遠にライバルでいたい」と熱い想いをつづっている。
同じ1985年生まれの浦和FW李忠成がインスタグラムで引退に言及
サッカーのJ1ベガルタ仙台に所属する元日本代表FW平山相太が26日、クラブを通じて現役引退を発表した。電撃的なニュースに日本サッカー界にも衝撃が走り、Jリーガーたちも惜別のコメントをSNSなどに投稿しているが、同学年で年代別代表でも共闘した浦和レッズのFW李忠成がインスタグラムを更新。「ピッチ外でも永遠にライバルでいたい」と熱い想いをつづっている。
平山は国見高時代に高校選手権で史上初の2年連続得点王に輝き、歴代最多の17ゴールを記録。“怪物”と称された男は、筑波大を経て2005年にオランダのヘラクレスに入団した。その後、06年に帰国してFC東京で11年間プレーし、昨季は仙台に新天地を求めたが、左足の故障で手術を受けるなど公式戦出場ゼロでシーズンを終えていた。
怪物FWがスパイクを脱ぐ決断を下した翌27日、李は自身の公式インスタグラムを更新。1985年生まれでポジションも同じ平山へ惜別のメッセージをしたためた。
李にとって平山は「サッカー選手として永遠に僕の『物差しの頂点』」だという。「同世代FWで彼はスターであり目標だったのは間違いない。190以上あるのに足下うまいし変に落ち着いていてボールも収まる。普段はのほほん~としてるのにサッカーになると負けん気強い生粋のゴールハンター」と同じ点取り屋として、技術と決定力を兼ね備えたライバルを称えた。