韓国の新鋭チョン、全豪で手にした確かな手応え「偉大な選手にもより一層…」
テニスの全豪オープン、男子シングルスで最大のサプライズとなったチョン・ヒョン(韓国)の“おとぎ話”は準決勝で終わった。世界ランク2位ロジャー・フェデラー(スイス)との一戦は、第2セット途中に左足裏のマメにより途中棄権。それでも、試合後には「ロジャーとプレーできたことは本当に光栄だった」と大きな経験値を手に入れたことを口にしている。ATP公式サイトが報じた。
「光栄」なフェデラー戦を棄権、代理人は「通常のマメよりも良くない状態」と説明
テニスの全豪オープン、男子シングルスで最大のサプライズとなったチョン・ヒョン(韓国)の“おとぎ話”は準決勝で終わった。世界ランク2位ロジャー・フェデラー(スイス)との一戦は、第2セット途中に左足裏のマメにより途中棄権。それでも、試合後には「ロジャーとプレーできたことは本当に光栄だった」と大きな経験値を手に入れたことを口にしている。ATP公式サイトが報じた。
チョンは今大会、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)を立て続けに撃破し、メルボルンのみならず全世界にサプライズを巻き起こした。その勢いに乗って初対戦のフェデラーに挑んだが、生きるレジェンドの壁は分厚かった。第1セットを1-6で奪われると、第2セットも瞬く間に2-5となる。第8ゲーム途中で激戦続きの影響か左足を痛めた仕草を見せ、あえなく棄権となった。
大会公式ツイッターも「チョン・ヒョンが早期棄権を余儀なくされた」と動画付きで速報。記事によれば、代理人のスチュワート・ダギッド氏は試合後に「通常の足のマメよりも良くない状態だった」と説明したというが、やはりチョン・ヒョン本人はスーパースターとの対戦を望んでいたようだ。
「グランドスラムの準決勝でロジャーとプレーすることは本当に光栄なんです。僕は多くのことを学ばせてもらいました。今日、彼は本当にプレーが上手いと実感できました」