ロシア169選手が平昌五輪参加 18歳女王に米注目「中心にいるのはメドベージェワ」
ロシア・オリンピック委員会(ROC)は25日、ロシア出身アスリート169人が平昌五輪の出場を認められたことを発表。女子フィギュアスケートでは、先の欧州選手権で優勝を飾ったアリーナ・ザギトワ、世界女王エフゲニア・メドベージェワ、グランプリ(GP)ファイナル2位のマリア・ソツコワがリストに含まれた。米メディアは「競技に参加するアスリートたちの中心にいるのはメドベージェワだ」と18歳の世界女王の名前を挙げて報じている。
IOCの条件を満たした169名を発表、女子フィギュアは代表メンバー3人全員がクリア
ロシア・オリンピック委員会(ROC)は25日、ロシア出身アスリート169人が平昌五輪の出場を認められたことを発表。女子フィギュアスケートでは、先の欧州選手権で優勝を飾ったアリーナ・ザギトワ、世界女王エフゲニア・メドベージェワ、グランプリ(GP)ファイナル2位のマリア・ソツコワがリストに含まれた。米メディアは「競技に参加するアスリートたちの中心にいるのはメドベージェワだ」と18歳の世界女王の名前を挙げて報じている。
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ロシアは国を挙げたドーピング問題の可能性が取り沙汰され、昨年12月に国際オリンピック委員会(IOC)から平昌五輪の参加禁止処分を科せられた。ロシアとしての選手団派遣は禁じられた一方で、違反歴がないなど条件を満たした選手は個人資格での出場が認められるとされていたが、今回計169人のアスリートが厳格なプログラムをクリアしたと発表された。
ロシア・フィギュアスケート連盟は、1月に行われた欧州選手権(モスクワ)後にメドベージェワ、ザギトワ、ソツコワを五輪代表メンバーとして選出していたが、公開されたリストには3人とも名前が載っていた。
米メディア「ビジネスインサイダー」は「競技に参加するアスリートたちの中心にいるのは、この禁止処分がアスリートにとってアンフェアだと熱弁してきたフィギュアスケーターのエフゲニア・メドベージェワだ」と金メダルを期待される18歳の世界女王の名前を挙げながら今回の一報を紹介した。