14日開幕ほけんの窓口レディース

　女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディースは14日から3日間、福岡CC和白C（6335ヤード、パー72）で行われる。今年10試合ですでに4勝を挙げている稲見萌寧（都築電気）は13日、練習ラウンドで最終調整した。

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　前週は最終日に66で2位。「優勝争いをして負けたわけじゃない。ノーチャンスからの2位なので、1位にいて負けた悔しさとは違う。先週は先週、今週は今週。あまり繋がるとは考えていない」。初めて出場する大会に「全体的にコースが狭いなという印象です。ティーショットが少し打ちにくいホールが多い」と練習ラウンドの感想を吐露。ピン位置によってマネジメントを変えることを注意点に挙げた。

　世界ランクは4つ上げて28位に浮上した。日本勢は畑岡奈紗が1番手の10位、古江彩佳が2番手の25位、渋野日向子が3番手の26位。東京五輪代表は6月28日付で各国上位2人（15位以上なら最大4人）に与えられる。稲見は「出たい気持ちはあるけど、そこをメインには考えていない。目の前の試合を考えたい。近くなればなるほど意識すると思うので、上位に行きたいからこそ目の前の試合に集中したい」と前を向いた。

　国内ツアーは今週の福岡から、来週は愛知で2連戦。初めて緊急事態宣言下の地域で開催される。「市内の方は結構人が多いのかなと思うし、ちょっと怖い気持ちもあります。移動も怖いなと」。コースから車で20分ほどのホテルに宿泊。感染対策に細心の注意を払いながら戦う。