2位大谷翔平の4.6倍 最多100マイル超え男の“浮き上がる速球”に米衝撃「意地悪だ」
米大リーグ・メッツのジェイコブ・デグロム投手が9日(日本時間10日)、ダイヤモンドバックス戦に先発して5回1安打1失点と好投。今季3勝目を挙げた。高め100マイル(約161キロ)の速球で空振り三振を奪ったシーンを、米投球専門家が動画で公開。今季の先発投手では100マイル以上の球を最も多く記録しており、米メディアは2位のエンゼルス大谷翔平の名前も出し、傑出していることを伝えている。
メッツ・デグロムの速球データを米メディア紹介
米大リーグ・メッツのジェイコブ・デグロム投手が9日(日本時間10日)、ダイヤモンドバックス戦に先発して5回1安打1失点と好投。今季3勝目を挙げた。高め100マイル(約161キロ)の速球で空振り三振を奪ったシーンを、米投球専門家が動画で公開。今季の先発投手では100マイル以上の球を最も多く記録しており、米メディアは2位のエンゼルス大谷翔平の名前も出し、傑出していることを伝えている。
勢いある球だ。デグロムはセットポジションから左脚を上げると、強く右腕を振り抜いた。投球は高めボールゾーンへの100マイル。映像でも凄まじい伸びが伝わってくる一球で、まるで浮き上がっているかのようにも見える。打席に立っていたのは相手投手のライリー・スミスだったが、中途半端なスイングで空振り三振を喫した。
実際の映像を「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに公開。「ジェイコブ・デグロム、意地悪な100マイルの速球」などと文面で紹介した。米ファンからは「凄いな」「不公平」「むごい」「魂が砕かれてる」「人間が打てるものなのか定かじゃない」「平等な戦いじゃない(笑)投手対投手だもの」「これは屈辱だ」などとコメントが書き込まれている。
また、米スポーツ専門局「ESPN」のスタッツを専門に扱うアカウント「ESPNスタッツ&インフォ」公式ツイッターは「日曜日の試合前の時点で、ジェイコブ・デグロムは100マイル超えを37球投げており、これは今季の先発投手で最多。先発投手の中で2番目に多いのは、ショウヘイ・オオタニで8球」と紹介。この登板の前の時点で、大谷の約4.6倍の100マイル超えを記録していると伝えた。
米メディアによると、デグロムはこの試合で右半身の張りを感じ、大事をとって降板。それでも6奪三振の力投で、チームの4-2の勝利に貢献した。防御率は驚異の0.68となっている。
(THE ANSWER編集部)