シュネルマイスター、G1初V“鼻差の差し切り”に海外称賛「地元馬の支配的レースで…」
競馬の「第26回NHKマイルC」(芝1600メートル)が9日、東京競馬場で行われ、2番人気の外国産馬シュネルマイスター(牡3歳、美浦・手塚貴久)がJRA・G1初制覇を飾った。ドイツ生まれの王者の勝利を、海外メディアも報道。「地元の3歳馬が支配的だったレースで勝つ」「素晴らしいフィニッシュ」などと称賛を送っている。
第26回NHKマイルCでG1制覇を達成
競馬の「第26回NHKマイルC」(芝1600メートル)が9日、東京競馬場で行われ、2番人気の外国産馬シュネルマイスター(牡3歳、美浦・手塚貴久)がJRA・G1初制覇を飾った。ドイツ生まれの王者の勝利を、海外メディアも報道。「地元の3歳馬が支配的だったレースで勝つ」「素晴らしいフィニッシュ」などと称賛を送っている。
最後は大接戦を制した。シュネルマイスターは残り200メートル付近から、先頭に立ったソングライン目掛けて猛然と迫った。騎手のルメールが左手でムチを叩く。じわじわとその差を詰め、最後は並ぶようにしてフィニッシュ。写真判定の結果、鼻差で差し切りの勝利が決まった。
JRA所属のドイツ産馬による初のG1優勝を、海外メディアも報じている。米国の専門誌「ブラッドホース」は「シュネルマイスターが日曜日のNHKマイルで上位独占を先導」との見出しで記事を掲載している。
「NHKマイルCのフィニッシュは、支配的な地元オーナーと強い国際的な血統の育種という現代の日本のレースを構成するケーススタディだった」と記事では近年は日本馬が活躍していたことに注目。そのうえで、シュネルマイスターについて「外国産の雄の子馬が、最近地元の3歳馬が支配的だったレースで勝利」などと伝えた。
またUAEの競馬専門局「ドバイレーシングチャンネル」公式ツイッターは「トウキョウで行われたG1のNHKマイルは素晴らしいフィニッシュに。キングマンの雄の子馬シュネルマイスターがソングラインの前に出て、オーナーの1-2-3位独占を先導。クリストフ・ルメール騎手とトレーナーのタカヒサ・テヅカ、おめでとう」と文面につづった。
(THE ANSWER編集部)