ケンブリッジ飛鳥、左脚違和感で決勝欠場 ガトリンと対戦ならず「身体を作り直す」
陸上の東京五輪テスト大会「READY STEADY TOKYO」が9日、東京・国立競技場にて無観客で行われ、男子100メートルでは2004年アテネ五輪&17年世界陸上の金メダリスト、ジャスティン・ガトリン(米国)が10秒24(無風)で優勝した。ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)は予選で10秒28を記録したが、決勝は左脚ハムストリングに違和感があったため欠場した。
予選では10秒28を記録
陸上の東京五輪テスト大会「READY STEADY TOKYO」が9日、東京・国立競技場にて無観客で行われ、男子100メートルでは2004年アテネ五輪&17年世界陸上の金メダリスト、ジャスティン・ガトリン(米国)が10秒24(無風)で優勝した。ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)は予選で10秒28を記録したが、決勝は左脚ハムストリングに違和感があったため欠場した。
ケンブリッジは予選に第2組で登場。桐生祥秀(日本生命)がフライングで失格する波乱の中、10秒28(向かい風0.4メートル)を記録して1位となっていた。しかし、決勝は左脚ハムストリングに違和感があったために欠場した。
ガトリンとの対戦は実現せず。ケンブリッジは「先月の出雲に引き続き、左脚ハムストリングに違和感がありましたので、大事をとって棄権させていただきます。山あり谷ありですが、万全な状態でレースへ挑めるよう身体を作り直して、次戦に挑みたいと思います」などとコメントしている。
昨年は、8月に行われた大会の予選で3年ぶりに自己ベストを更新する10秒05をマーク。決勝でも10秒03で再更新し、成長ぶりを見せていた。今年は3月に10秒35をマーク。4月11日の出雲陸上でも全体トップの10秒35で予選を通過したが、決勝は左太腿の違和感で棄権していた。
(THE ANSWER編集部)