西村優菜「ありがとうと伝えたい」 母の日メジャー初Vで感謝「結果で恩返しできた」
女子ゴルフの2021年国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップ最終日が9日、茨城GC東C(6630ヤード、パー72)で行われた。首位と3打差の2位で出た西村優菜(スターツ)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算14アンダーで逆転優勝を果たした。2000年度生まれの“プラチナ世代”では、初の国内メジャー優勝者となった。
ワールドレディスサロンパスカップ最終日
女子ゴルフの2021年国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップ最終日が9日、茨城GC東C(6630ヤード、パー72)で行われた。首位と3打差の2位で出た西村優菜(スターツ)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算14アンダーで逆転優勝を果たした。2000年度生まれの“プラチナ世代”では、初の国内メジャー優勝者となった。
西村は1番パー5で幸先良くバーディーを奪うなど、前半で2つ伸ばす。後半も12、13番と連続でバーディーを記録するなど、4日間を通じてアンダーパーで回る安定感を発揮した。昨年の「樋口久子 三菱電機レディス」以来、プロ2勝目。プレー後の会見では「メジャーは自分の中で凄く高い位置づけの試合。今週は4日間通して60台で回ることを自分の目標にしていたので、それで優勝できて本当に嬉しいです」と喜びを語った。
トーナメントレコードとなる通算14アンダー。「前半は耐えるゴルフが必要だと思っていて、それに徹するという感じではあったんですけど、1打差で後半を迎えてそこから優勝を意識するようになって、そこからは強い気持ちでプレーしようと心がけた」とプレー中の心境を明かした。
この日は母の日。「自分のゴルフにずっとついてきてもらって、自分の好きなことも出来ていないだろうし、犠牲になっている物がたくさんあるだろうし、その感謝の気持ちをこうやって結果で恩返しできたというのは凄く嬉しいです。本当にありがとうと伝えたいです」。遠征にもついてきてくれる、頼もしい母・枝里子さんへの感謝も口にした。
古江彩佳(富士通)、安田祐香(NEC)ら実力者が揃う2000年度生まれの“プラチナ世代”では、初めての国内メジャー制覇者となった。「(同世代に)刺激をもらいながら自分もゴルフしていて、その中でメジャーを勝てたのは凄く嬉しい。日々勉強ではあるんですけど、同世代も一緒に頑張ってお互い負けないように出来たらいいんじゃないかなと思います」と語った。
(THE ANSWER編集部)