原英莉花、後半だけで「+5」 メジャー3連勝へ103位発進「乗らず、寄らず、入らず…」
女子ゴルフの2021年国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップが6日、茨城GC東C(6630ヤード、パー72)で開幕した。22歳の原英莉花(日本通運)が3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76で回り、4オーバーで103位と出遅れた。笠りつ子(京セラ)が6アンダーで単独首位。
国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップが開幕
女子ゴルフの2021年国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップが6日、茨城GC東C(6630ヤード、パー72)で開幕した。22歳の原英莉花(日本通運)が3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76で回り、4オーバーで103位と出遅れた。笠りつ子(京セラ)が6アンダーで単独首位。
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原は初日から好スコアとはいかなかった。前半は10番でボギー発進。14番で取り返し、18番パー5も飛距離を生かしてバーディーを奪った。しかし、後半1、2番でボギーを叩き、5番でもダブルボギーを喫した。さらに6、7番でも連続ボギー。最終9番でなんとかバーディーを奪ったが、4オーバーと大きく出遅れてこう話した。
「前半はまあまあで。でも、パッティングがなかなかしっくりこなくて一日終わってしまった。後半もったいなかったなと……。パッティングもそうですけど、ティーショットも安定していなくて、ラフから乗らず、寄らず、入らずみたいな。上手く流れを掴めずに一日終わってしまった」
昨年は10月に日本女子オープン、11月にJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを制し、国内メジャー2連勝中。3連勝すれば、1988年のツアー制施行後では2004-05年の不動裕理以来2人目だが、厳しい出だしとなった。それでも、課題は見えており「ティーショットのアライメントとパッティングの距離感。パッティングのストロークがイマイチで、目線が合ってないのでその辺を重点的に。これからパッティング練習に行ってきます」と前を向いた。
4月に挑戦した海外メジャーは予選落ち。2週間の隔離期間を終え、前週が国内復帰2戦目だった。第2日にプロ初ホールインワンを達成したが、最終日に同じ13番でトリプルボギー。優勝した上田桃子(ZOZO)と1打差の3位に終わった。第2日の巻き返しへ「最後にバーディーを獲って明日に少し繋がったと思うので、しっかり予選を通過して週末頑張りたいと思います」と語った。
(THE ANSWER編集部)