原英莉花、プロ初ホールインワンで2位浮上「お上品な入り方。ガシャーン!と聞こえた」
女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディースは1日、千葉・浜野GC(6638ヤード、パー72)で第2日が行われた。18位で出た原英莉花(日本通運)は自身初のホールインワンを含む1イーグル、6バーディー、4ボギーの68で回り、通算6アンダーで単独首位の古江彩佳(富士通)に2打差の2位に浮上した。プレー後の会見では「めっちゃ『ガシャーン!』って音が聞こえた」と快挙の場面を振り返った。
パナソニックオープンレディース2日目
女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディースは1日、千葉・浜野GC(6638ヤード、パー72)で第2日が行われた。18位で出た原英莉花(日本通運)は自身初のホールインワンを含む1イーグル、6バーディー、4ボギーの68で回り、通算6アンダーで単独首位の古江彩佳(富士通)に2打差の2位に浮上した。プレー後の会見では「めっちゃ『ガシャーン!』って音が聞こえた」と快挙の場面を振り返った。
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誰もが驚くエースが飛び出した。原はスコアを1つ落として迎えた167ヤードの後半13番。7アイアンを振り抜いた第1打は、グリーンでバウンドすることなく直接カップインした。見事なホールインワンに、両手を広げてガッツポーズ。口をあんぐりとさせ、驚きを隠せない様子でキャディーとハイタッチを交わして喜んだ。
プロ初のホールインワン。ホールアウト後の会見では「直で入りました。めっちゃ『ガシャーン!』って音が聞こえた」と笑顔。ボールがカップから飛び出ることなく入ったため、周囲からは「お上品な入り方」と言われたという。ただ、無観客開催だったため「ギャラリーの方がいたらもっと嬉しかった。寂しかったです。本当に入ったかどうかわからなくて」とも語った。
その後、雷雲接近のため競技が約1時間30分中断したが、集中力は切らさず。17、18番は連続バーディーで終えた。「(ホールインワンで)ショットへの不安が払われたというか、スイングに集中できたと思う」と振り返った。
師匠の尾崎将司に何と伝えるかと問われると「マグレって言われるだけだと思いますけど(笑)。何か持って行きたいと思います」と話した。昨年は10月の日本女子オープン、11月のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで優勝し、国内メジャー2連勝している。それ以来となる勝利を狙うが「楽しく回りたい。でも久々の優勝争いなので、勝ちたい気持ちも強いですし、結果にこだわりたいなと思います」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)