井上尚弥のバンタム戦線に影響は? “11秒KO男”テテが故障、次戦は4月に先送りへ
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)はV7を達成し、今年はバンタム級に転向する意向を表明している。「Monster」の異名を取る24歳のマッチメークに世界が注目する中、井上との対戦を熱望している“11秒KO男”ことWBO世界バンタム級王者、ゾラニ・テテ(南アフリカ)がアクシデントに見舞われたという。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
井上と対戦希望のテテが負傷、2月のナルバエス戦は延期の方針
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)はV7を達成し、今年はバンタム級に転向する意向を表明している。「Monster」の異名を取る24歳のマッチメークに世界が注目する中、井上との対戦を熱望している“11秒KO男”ことWBO世界バンタム級王者、ゾラニ・テテ(南アフリカ)がアクシデントに見舞われたという。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
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昨年11月のシボニソ・ゴニャ(南アフリカ)戦でタイトル戦史上最短11秒でKO勝ちを果たし、世界に衝撃を与えたテテ。2月10日にアルゼンチンの猛者オマール・ナルバエスと英ロンドンでタイトル戦を行う予定だったが、練習中にアクシデントが起きた。
記事によると、マネージャーのムラ・テンジンフェネ氏は「みんな、ゾラニが練習もフル回転で行うことはご存知の通りだと思う。彼は筋肉を痙攣させてしまったようで、歩くことができなくなってしまった」と語り、2月のナルバエス戦は延期の方針で、4月に英ベルファストで行われる見込みになったという。
テテはWBA世界スーパー王者とIBF王者ライアン・バーネット(英国)との統一戦に加え、井上戦も視野に入れていた。記事では「彼は日本人のナオヤ・イノウエを見据えている。彼(井上)はWBOのキングとして君臨していたジュニアバンタムからバンタム級への転向の意向を表明している」と報じている。