羽生結弦、米記者が見た王者の肖像「彼は地球上で存在した史上最高のスケーター」
フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)は平昌五輪で66年ぶりの大会連覇を目指し、米地元紙「ニューヨーク・タイムズ」が異例の特集を展開するなど、注目度は増している。そんな中、カリスマ性あふれる華麗な舞いが、海外メディアから「地球上で存在した史上最高のスケーターの1人」と称賛されている。米公共ラジオ「ナショナル・パブリック・ラジオ」電子版が報じている。
米紙記者が昨季演じたロックナンバーを引き合いに称賛「とてつもないロックスターの威風」
フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)は平昌五輪で66年ぶりの大会連覇を目指し、米地元紙「ニューヨーク・タイムズ」が異例の特集を展開するなど、注目度は増している。そんな中、カリスマ性あふれる華麗な舞いが、海外メディアから「地球上で存在した史上最高のスケーターの1人」と称賛されている。米公共ラジオ「ナショナル・パブリック・ラジオ」電子版が報じている。
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記事では、USAトゥデー紙のマギー・ヘンドリックス記者が登場。ソチ五輪の翌シーズンからボーカル入りの音源の使用が認められ、今回の平昌五輪も同様となることに触れたが、その中で羽生が昨季演じた人気プログラム、プリンスの「レッツゴークレイジー」もトピックに上った。
「彼は地球上で存在した史上最高のスケーターの1人。彼はとてつもないロックスターの威風を漂わせている。日本で、彼はロックスター。彼のスピンの流儀、プリンスの曲が氷上に流れ始めて、ユヅル・ハニュウがそれに合わせて滑るのを目の当たりにした時には……途中で自分の頭の後ろに足を上げるシーンがあるんだけど、まるでギターを弾いているかのようだ」
ヘンドリックス記者は羽生をこのように称賛。カリスマアーティスト、プリンスのイメージカラー「紫」の衣装に身を包み、氷上でエナジーを発散させる王者のオーラはロックスターのようなだと粋な表現で伝えている。
ロックの本場アメリカもロックスターに例えて認めるカリスマ性を持つ羽生。今季、SPはショパンの「バラード第1番」、フリーは映画「陰陽師」の「SEIMEI」と打って変わり、かつて演じた名ナンバーで挑んでいる。幅広い曲調を演じられるのが王者の強さでもある。「地球上最高」とも称された王者が平昌のリンクで輝くことを、海外メディアも待望している。
(THE ANSWER編集部)