大谷翔平は持ち球全てが「屈指」 米記者が4球種データ紹介「横変化・球速差が最大」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、レンジャーズ戦に「2番・投手」でスタメン出場し、投手としては5回3安打4失点で3年ぶりの白星を挙げた。米記者は大谷が投げる4球種がいかに優れているかを個別に注目。「No.1の空振り率」「球速差が最も大きい」などとデータで紹介している。
26日レンジャーズ戦の投球データに注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、レンジャーズ戦に「2番・投手」でスタメン出場し、投手としては5回3安打4失点で3年ぶりの白星を挙げた。米記者は大谷が投げる4球種がいかに優れているかを個別に注目。「No.1の空振り率」「球速差が最も大きい」などとデータで紹介している。
どの球種を見ても優れているようだ。26日のレンジャーズ戦では初回に4点を失うも、2回以降は立ち直って無失点に抑えた大谷。剛速球に加え、高速で鋭く落ちるスプリット、キレのいいスライダー、120キロ前後で縦にドロンと変化するカーブなど、様々なボールで打者を翻弄した。
今季3度目の登板で、2018年5月20日のレイズ戦以来となる勝利を手にした大谷。4球種に注目したのは、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」などで執筆していたブレント・マグワイア記者だった。実際の投球映像を自身のツイッターに公開するとともに「ショウヘイ・オオタニの投球の幅はMLB屈指のダイナミックさを誇る」と文面に記載。レンジャーズ戦で投じたそれぞれの球種について、以下のように紹介している。
直球:先発投手の中で9番目の球速(156キロ)
スプリット:MLB投手の中でNo.1の空振り率
スライダー:スライダーの中で最も横変化が大きい(約29センチ)
カーブ:直球との球速差が最も大きい(約36キロ)
初登板では100マイル(約161キロ)を超える速球も投じていた大谷。剛球だけでなく、1つ1つの球種が大きな武器だとデータが証明しているようだ。
(THE ANSWER編集部)