デグロム、記録に並ぶ“開幕5戦59K” 浮き上がる163kmに称賛の嵐「これは芸術的!」
米大リーグ、メッツのジェイコブ・デグロム投手が28日(日本時間29日)のレッドソックス戦に先発。6回3安打1失点と好投。打線の援護なく0-1で敗れたが、9つの三振を奪った。これで今季は5試合目の登板で奪った三振の数は「59」。1978年のノーラン・ライアンが記録した、開幕5試合での最多奪三振記録に並んだ。球団公式ツイッターでは101マイル(約162.5キロ)の直球で奪った1つ目の三振に脚光。現地ファンから称賛を浴びている。
レッドソックス戦で6回9K、1978年のノーラン・ライアンの記録に並ぶ
米大リーグ、メッツのジェイコブ・デグロム投手が28日(日本時間29日)のレッドソックス戦に先発。6回3安打1失点と好投。打線の援護なく0-1で敗れたが、9つの三振を奪った。これで今季は5試合目の登板で奪った三振の数は「59」。1978年のノーラン・ライアンが記録した、開幕5試合での最多奪三振記録に並んだ。球団公式ツイッターでは101マイル(約162.5キロ)の直球で奪った1つ目の三振に脚光。現地ファンから称賛を浴びている。
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まるで浮き上がるような軌道で捕手のミットへ吸い込まれていった。初回無死、先頭のヘルナンデスをカウント1-2と追い込んでの4球目だ。ノビのあるフォーシームは外角高めへ。ホップするようにも見える101マイルに、打者のバットは空を切る。今季、三振の山を築くデグロムが、幸先よく奪三振でスタートした瞬間だった。
圧巻の1球をメッツは「激アツにスタート」と記して動画付きで公開。これに現地ファンからは「デグロムは信じられない男だ」「デグロムに敬意」「メッツの試合はサクサクだな。打てないから」「これは芸術的な仕事!」などと称賛の嵐が吹き荒れている。
一方で援護なく敗戦投手となったことに「このチームは彼のキャリアを台無しにしてる」「打てる奴を見つけてこい。これはとんでもないぞ」「すごいな。彼に援護点を」「かわいそうなデグロム」などと同情の声も上がっていた。
米スポーツ専門局「ESPN」などに寄稿するスポーツジャーナリストのサラ・ラングス氏のツイートによると、開幕5試合での59奪三振は1978年のライアンに並ぶ記録となった。
(THE ANSWER編集部)