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トヨタ自動車が初Vへ8強 世界的名手リード&フーパー同時出場、49-29で日野撃破

ラグビー・トップリーグ(TL)のプレーオフトーナメントは25日、4会場で2回戦が行われ、東京・秩父宮ラグビー場ではレッドカンファレンス2位のトヨタ自動車が、49-29でホワイトカンファレンス7位の日野に勝利。世界的プレーヤーを擁する強豪が8強入りを決めた。

8強入りを決めたトヨタ自動車【写真:中戸川知世】
8強入りを決めたトヨタ自動車【写真:中戸川知世】

トップリーグ・プレーオフトーナメント2回戦

 ラグビー・トップリーグ(TL)のプレーオフトーナメントは25日、4会場で2回戦が行われ、東京・秩父宮ラグビー場ではレッドカンファレンス2位のトヨタ自動車が、49-29でホワイトカンファレンス7位の日野に勝利。世界的プレーヤーを擁する強豪が8強入りを決めた。

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 初優勝を目指すトヨタ自動車はニュージーランド代表として2011、15年のワールドカップ(W杯)連覇に貢献し、19年W杯日本大会では主将を務めたNO8キアラン・リードがスタメン。オーストラリア代表キャップ105を誇るFLマイケル・フーパーはリザーブからのスタートとなった。日野は12日に発表された日本代表候補52人に、チームで唯一選出されたLOリアキ・モリが先発した。

 先制したのは、一瞬の隙をついた日野だった。前半4分、CTBチャンス・ペニーが相手のパスをハーフウェイライン付近でインターセプト。追いすがる相手守備陣を振り払い、約45メートルの独走トライを決めた。

 トヨタ自動車は、相手陣内に入りながらもノックオンを犯すなど、攻めきれない展開が続く。それでも前半15分、フィールド右から左へ大きく展開し、最後はWTBヘンリー・ジェイミーがトライ。5分後には、SOライオネル・クロニエがゴールライン手前にキックで浮かせたパスをWTB高橋汰地がジャンピングキャッチ。そのまま持ち込み、コンバージョンキックも決まって14-7と逆転した。

 CTBマレ・サウのトライもあり、前半を21-10で折り返したトヨタ自動車。後半7分には満を持してフーパーが途中出場。直後にFLフェツアニラウタイミがトライを決め、リードを広げた。劣勢だった日野は、後半19分にペニーがこの日2つ目のトライ。23分にはFB川井太貴がトライを決めるなど、4点差に迫った。

 追い上げられたトヨタ自動車だったが、27分に途中出場のCTBロブ・トンプソンがトライ。リードを譲らず勝ちきった。トヨタ自動車は5月8日の準々決勝(熊本・えがおS)でNTTドコモと対戦する。

(THE ANSWER編集部)


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