ホームランに気づかず全力疾走、思わず照れ笑いする姿に米ファンが注目

　米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は24日（日本時間25日）、敵地でのアストロズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第2打席では3試合ぶりの6号ソロを放ったが、あまりのスピードでダイヤモンドを1周する姿が話題に。MLB公式ツイッターではグラウンドレベルから撮影した大谷の“全力疾走弾”に脚光。大谷の表情などもはっきりとわかる臨場感たっぷりの映像に米ファンからは喝采が起きている。

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　大谷が全力でダイヤモンドを駆けた。3回2死走者なしで迎えた第2打席。左腕エマニュエルのボールを完璧に打ち返した。大きな打球が中堅方向へ伸びる。そしてバックスクリーン左にぶち当たった。

　大谷は大きなストライドで全力疾走。どうやらホームランだと気づいていないようだ。一気に二塁へ到達すると、スピードを緩めることなく三塁へ向かう。サードベースを回ったところで2度ほど外野方向へ視線をやり打球を確認。ここでスピードを緩めゆっくりとホームイン。左足でしっかりとホームベースを踏みしめ、ダグアウトへ戻ってくる大谷の表情はどこか照れ笑いのような表情だった。

　グラウンドレベルから撮影された大谷の全力疾走弾。MLBでは「オオタニがベースを飛び回る」と記して動画付きで投稿すると、米ファンから「彼は面白いね」「ランニングホームランのよう」「ハッスル・キング」「なんて速い走りなんだ」「この男は一生懸命プレーしているね」「エネルギーを感じる」「野球界にはもっとこういう選手が必要だ」などと称賛が集まっている。